ELIZA

自然言語処理の解説記事の輪読でいわゆる人工無能の話があった。

Emacs で M-x doctor として出てくるのはそういった人工無能の例だが、こんなふうに最初から人工無能だと思ってやる(人工無能かもしれないと思って会話するのも含む)のは正しく評価していることにならないと思う。

というのは、この日記でもはるか昔に書いたので覚えている人もいるかもしれないが、IRC の #うにっくす というチャンネルに常駐する うずら という人工無能のことを自分は半年くらい人間だと思っていた前科があるので、「どうせ適当に少し書けば対話なんて模倣できるからつまらない」とか思わずに、適当に少し書いただけで模倣できるということは人間の言語の簡単なモデルになっているのではないかと思ってみた方がいいのではないかと思うわけですよ。(takaha-u くんが自分の真似をする真似)

あと IRC で英語のチャンネルなんかに入ったら絶対自分なんて挙動不審で英語も少し変だしリプライも微妙だし(チャット用語知らないし、辞書引き引きチャットしたりするし)、自分のほうが余程人工無能に見られていてもおかしくないし。usata も uzura も字の形からして似ているしね!

ちなみに上記ページ内を「ないすと」で検索すると……