Gentoo for Mac OS X で、libtool を使ったソフトウェアによっては ltmain.sh と ltconfig が古くて Mac OS X では正しくコンパイルできない問題をようやく解決。Fink では UpdateLibtool: yes なんてふうに finkinfo で指定すると ltmain.sh と ltconfig を Fink 由来のもので置き換えるといった処理をしているところ、Gentoo ではもうちょっといろいろなことをしているし、Linux の libtool.eclass との整合性もあったので帳尻あわせをした(そのぶんあまりすっきりしなかったが、eclass 側がごちゃごちゃしているだけで ebuild はすんなり書けるようになった)。
なんというか、Gentoo 的にはどう考えても eclass で実装するほうがきれいだし、(eclass の問題点も把握した上で)そうすべきだと思うのだが、Gentoo for Mac OS X 開発者の中では多勢に無勢というか1:5くらいで eclass 派が自分一人だったりして、なぜ eclass のほうがいいのか、なぜ ebuild はこういう処理をするのにださいのか説明するのに四苦八苦していたので、うまく進んでよかった。自分も ebuild 書いていると vapier や foser あたりから「そういう書き方は間違っている・そういう目的でこう書いてはいけない」としょっちゅう訂正を食らうのだが、そのぶんどういうふうにしておけば ebuild が書きやすい・メンテナンスしやすいのか分かっているのかも。
