Debian developers’ dinner meeting

madin さんから誘われたので溝の口まで行ってみる(去年末も Debian 忘年会に mhatta くんと madin さんから誘われたが、そのときは行かなかった)。最初場所が分からず迷ったが、なんとかみんなと合流。ゲストの2人(Opera 開発者で、今回は携帯電話へ搭載する Opera 関係で日本に3日滞在予定だそうだ)がなかなか到着せず気をもむが、最終的に9人揃う。

ゲストの2人、Peter と Erik を除くと顔を知っているのは madin さんと mhatta くんだけで、あとの4人の方々(kmuto さん、knok さん、yaegashi さんに gotom さん)は名前を知っていただけで会ったのは初めてだったりする。

カレー料理でけっこう肉が出て Erik はベジタリアンで肉が食べられないというハプニングはあったが、英語と日本語が飛び交う中楽しく歓談する。さすが mhatta くんはアメリカ留学していただけあって英語が喋れる。最近英語といえば ICQ でしか使ってない(毎日使ってはいるが)ので、戦々恐々とする。みんな PDA (VGAりなざうとか Jornada とか Psion とか)と Air H" を持っているという、なかなかそれっぽい集団ではあったと思うが、カレーを食べながら話が弾む。

なぜか会う人会う人ごとに mhatta くんが「小町さんは Gentoo の人です」と紹介するので、gotom さんから「仕事柄 gccglibc、それに LinuxFreeBSDカーネルのソースをかなり読んだのですが、最適化は意味ないと思うのです。Gentoo で最適化フラグがいろいろ選べるって言ってますが、そんなのって計算機に仕事させたいだけの自己満足と違いますか(意訳)」と吹っかけられる。個人的には Gentoo の魅力って(最適化フラグのことも言う人けっこういるけど)そんなところではなく、USE フラグを使って自分が使いたいものを柔軟に設定できることや、ebuild ファイルの書き方の単純明快さだと思うので、あまり争点にはならなかったが ;-)

# 最適化フラグなんてのは自己満足だと思うが、自己満足でも別にいいとも思う

Debian developer になると PGP(GnuPG) 鍵にサインする儀式があるらしく、今日それを初めて見る。このパスポートの写真ちょっと若すぎるんじゃないの~、とか、漢字で名前書かれても読めない(Opera の開発で Unicode や日本語文字コードについて嫌というほど勉強したらしいが、個々の漢字は読めないらしい)けど、ま、だいたい似ているからこれでサインするよ、とか、なかなかコミカルで楽しい。Debian の開発に参加してみようかな、とちょっと心惹かれる ;-)