教職を取れる学科にするために

今日は対面のミーティングがあるので出勤日。

午前中は言語哲学勉強会。ライカンの「言語哲学」を読み始めて3月で丸1年だが、次回で本1冊のちょうど半分くらいか。1年以上かけて本を読むのは久しぶりで、大学院 のときには「計算機プログラムの構造と解釈」を2年ちょっとかけて読んだが、それ以来かな。水産大の小松勉強会の「民主と愛国」の読書会は(確か既に奈良にいたこともあって)結局最後まで参加できずじまいであった。時間をかけて読むと、読んだことが血肉になる感じがあってよい。集中的に読むと、読み終えるまでにかかる時間は短くて済むのだが、結局あんまり覚えていないので、定期的に思い出しながら読む、という作業が、効率が悪いようでいて意味があるのかもな。

お昼はシラバスを微調整したりするなど。大学によって授業回数や時間が少しずつ違うので……。

昼からは共同研究のミーティング。今年の国際会議の投稿シーズン、もう ACL と NAACL は過ぎるので、EMNLP か COLING か AACL-IJCNLP あたりかなと思うのであるが、AACL-IJCNLP はそこそこ難しい割に知名度がないのであまりお買い得感がない。まあ、1回目から厳しくしておかないと 2nd tier 感が出てしまうので、セレクションを厳しく、という気持ちは分かるのだが……。

午後は情報の教職課程に関するミーティング。2018年の学部再編に伴い、システムデザイン学部は情報科学科のみが教職課程を提供することになったのだが、履修者は平均すると年に1人しかいないので、カリキュラムの維持に結構なオーバーヘッドがあり、なかなか難しい。もう少し履修者がいてくれればいいのだが……。