隔年で頭を捻るプロジェクト

今日は在宅で、朝は大学院のプロジェクト演習のキックオフミーティング。今学期はコンピュータ将棋に関する開発のテーマを提供することにして、5人が手を挙げてくれていたので5人とオンラインでミーティング(オンラインと対面どちらもありえたが、全員の都合が合うのはオンラインのこの時間しかなかった)。

プロジェクト演習は隔年で回ってくる授業で、自分は奇数年度担当だったので本当はこのテーマをやろうと思っていたのは2019年度だったのだが、いろいろあって2019年度はやらなかったところ、2020年度ではなく2021年度の担当になった、というわけである(2020年度は大学院の講義を担当する年だったので、免除してもらった)。これまで着任した2013年はデータマイニング(リンク予測)、2015年は深層学習による画像検索、2017年は深層学習による日本語音声認識、というテーマをそれぞれやってきているが、それぞれもう3年以上前で、詳しい内容を忘れてしまった。2019年度にやるのといまやるのとでは若干世の中の状況が違うのだが、そんなに大きく変わるわけではないので、まあこのテーマでもよかろう、という判断である。

今年の内容に関しては、特に深層(強化)学習をやりたい、みたいなことを想定しているわけではなく、2グループに別れてオープンソースソフトウェアとして公開されている実装を使って(ネットワーク経由で通信して)対戦する、というようなことを想定している。自分も対戦できれば対戦してみたいところだが……。

午前中はメール処理をしたり原稿を書いたり。原稿を書くといっても、今週はほとんど時間が取れないので、ディレクトリ構成を整理しただけだが……。

午後は研究会(全体ゼミ)と共同研究関係の合同ミーティング。研究会では、研究室で走っている企業との共同研究を B3 向けに全部紹介してもらったりする。今年度は4つ。現在は企業との共同研究が4つ、大学や国研等との共同研究が3つ(うち1つは特に定例のミーティングはない)で、それぞれ毎月1回程度定例ミーティングがあるので、あまり増えても時間が取れないし、これくらいがちょうどいい(あと1つならギリ増やせるかもしれないが)。