学年で答えに違いがあるようだ

水曜日の午前中は津田塾の非常勤。今日は移動時間の関係で日野キャンパスから配信。

この非常勤は都立大の自然言語処理の授業とだいたい内容が同じで、課題もだいたい同じなのだが、回答が2つの大学で結構違うという特徴があった。これまで、大学による違いかなあと思っていたのだが、今年は都立大の授業の方で M1 に混じって B4 の受講生が多く、都立大でも B4 の学生の回答は津田塾の B3 の学生の回答に近かったので、回答の違いは学年による違いだったのか!という発見があった。特に難しい内容を教えていないので、B3 でも M1 でもそんなに変わらないと思っていたのだが、都立大の B4 で履修している学生たちは就職希望の学生が結構いるようなので、つまり大学院生または大学院進学希望の学生であるか、あるいは大学院に進学希望でない(就職希望の)学生であるか、というのがどうも回答の内容に関係しているようである。来年度は授業の内容を大幅に変えるつもりなので、そこでどうなるかをまた見てみたい。

お昼は臨時学科会議(対面)。審議事項自体はすぐ終わったが、ちゃんと根回しがされているということだろう(根回しの必要性、昔はよく分かっていなかったが)。

午後は南大沢に移動して B1 の基礎ゼミナール。LeetCode を解き始めて数回になるが、1人だけかなり厳しいと言っている学生を除き、ほぼ全員が普通にできているのでびっくりする。こんなにみんなプログラミングできるなら、情報科学科の学生はもっとずっとプログラミングできていいだろう。まあ、今回はコンピュータサイエンスの基礎知識はできるだけ触れずに演習をやることにしているので、情報科学科の学生としてはしっかり理論的な背景も体系的に知っている、というのが差別化としてできるのだろうけど。