色々な経験のある人がいる

今日も出勤。いつもオフピーク出勤しているせいかどうか分からないが、最近は新型コロナウイルスの感染拡大前と同じくらいの混雑になっている気がする。ラッシュアワーの時間帯に出勤していた人が分散して、少し増えているのかもしれないけど。ただ、どうも曜日による違いがあるようで、水曜日に人が少ないように思う。臨時休園中の保育園でも、水曜日だけ人が少なかったが、水曜日はもともとノー残業デーになったりしていたようで、週に1日だけ在宅勤務するなら水曜日、みたいな運用になっているのかな、と思ったりする。

午前中は進捗報告を2時間ほど聞く。前回最後だったが、このグループは夏休み期間中も進捗報告をする人が多いグループなので、ほとんどは隔週くらいで話を聞くことになりそうな気もしている。

午後は B3 の機械学習の最終課題の採点。今回は未踏ジュニアのプロジェクト提案書のフォーマットで色々書いてもらったが、最後の自己アピール欄でそれぞれ経験をアピールしてくれた人がいて、想定外におもしろかった。インターンシップやアルバイトの経験、サークルでゲームを作った経験や競技プログラミング経験など、結構開発関係の経験がある学生も多いようだ。これまでの感覚(情報通信システムコース)では、開発経験のある人はほとんどがサークル関係で、学年全体の1割からせいぜい2割くらいが授業外でもプログラミングに触れているくらいかなと思っていたが、今年(情報科学科)は1/4から1/3くらいに授業外の開発経験があるようで、サークル関連よりアルバイトやインターンシップの学生が多く、これは潮目が変わるな、と思ったりする。これまでも、本学以外の情報系の大学はこんな感じだったのかなと思わなくもないのだが、うちは情報科学科になってようやく学生のマインドセットが情報系の学科のそれになってきたように思う。授業で教えていないようなことを課題に入れてくる学生もちらほらいたし、もっと突っ込んだ内容を授業でやるようにしたほうがいいのかも。

夕方は B3 の機械学習の中間試験の採点。なぜこの時期にするかというと、固まった時間がないと採点ができず、固まった時間で採点しないと採点基準がずれてしまうせいで、延び延びになっていたのである。実際は大問ごとに採点すれば採点基準がずれることはないのだが、今年は答案用紙に書いてもらう形式ではなく各人に手元で解いてもらった用紙を撮影したものを提出してもらっているため、答案用紙ごとに採点することができず、人ごとに採点しないといけないのである(ちなみに、このように採点するのは初めて)。採点してみると、思ったよりできている気がする。来年どういうふうな授業にするか、少しずつ考えてみよう。