睡眠が不足していてポカミスを

今日から3日間は補講日で、普通の授業はないため、研究室のイベントも昨日でおしまい。自分はというと、南大沢での補講日なので10分前に着くように出たつもりが、年末で工事をしているせいかなんなのかあちこちで片側交互通行になっていて、授業に10分遅れで着いてしまった。今学期は産後の休暇のために授業を3回休んでいるため3コマ分補講をしないといけないので、なかなかスケジューリングが難しい。

お昼には日野に戻ってきて研究室の学生の修士論文の審査願を大学院教務の先生にお渡しする。以前の情報通信では学生が直接大学院教務委員に提出する(というか事務に提出ボックスを用意してもらって学生が勝手に出す)スタイルだったのだが、今年の情報科学からは指導教員が取りまとめて提出するスタイルになったのである。指導教員の手間は少し増えるのだが、学生が本当にどのタイトルで修士論文を書いたのか、あるいはどの学位を希望しているのかを把握できるので(いくら口を酸っぱく「一文字変えるだけでも教授会出し直しになるから、一度出したら絶対変えないように」と言っても、毎年意図している場合も意図していない場合でも、勝手にタイトルを変える学生がいる)、これはこれで利点がある。

その後、山口研究室の博士論文の予備審査。13時からだと思っていたら13時半からだったので助かった。今月に入ってから(出産支援休暇明けから)メールの見落としや予定の失念、時間の勘違いをしたのが3件目なのだが(今回は前に勘違いしていたのでよかったが)、短期記憶力が大幅に低下していて危険を感じる。学部入試の試験監督も、こんな状態でやりたくないから本当に勘弁してほしい、と何回か懇願しており、負担は例年の1/3くらいに減らしてもらってはいて、これはこれで大変ありがたいことなので、文句を言う筋合いはないのだが、万が一のことを考えるとやはり怖い。しかし、育児休業を取らない限り完全には免除してもらえないようで、そのためだけに育児休業を取ろうかと思うほどである(でも代理の教員を立てないといけないので、そのコミュニケーションコストを考えるとやった方が楽)。大学院入試の方はほぼ博士後期課程の面接(ただし今回は件数がやたら多いので、恐らくずっと面接)なので、別にいいのだけど……

午後は共同研究と受託研究のミーティング。今年度の仕上げと来年度をどうするかというお話で、今年度についてはベストエフォートでやり、来年度はまたご相談、という形でお願いする。もっとやれるかな? と思ってもやってみたらうまく行かなかったりして(これはやる前には分からないので仕方ない)、難しい。実用化を考えると無駄に複雑にしても使い勝手が悪いことが往々にしてあり、単純な手法にしておく方がよいことが多いのだが、それにしても深層学習時代になってからは(深層学習を使うというのが前提になっていると)昔の感覚が通用しないようになっている気がする。

夕方は少しサーバ管理。年内は時間的にも物理的にももうほとんど触れないので、次に来るのは年明け1/6でもいいように、色々メンテナンスを済ませておく。サーバ管理で一番多いのは HDD の故障と交換(四半期に1回程度)、次に GPU の不具合(年に1回程度)、あとはソフトウェア的な問題(LDAP が死亡したり、ソフトウェアのアップデートに起因する問題など、半年に1回程度)で、メンテナンスフリーにしようと思うと HDD 関連の管理をできるだけ減らすのが最適なのだが、HDD 関係では QNAP が一番メンテナンスが楽なので、もうローカルにデータを置くのは止め、QNAP に 10GbE のカードを載せて基本ネットワーク越しに使ってもらうのが楽なのかなぁ。QNAP は不調になるのは HDD より NIC の方が多い気がするが……