砂浜で寄せては返す波を見る

仕事は昨日で終わりで今日は移動日なので、ゆっくり起きる(正確には、自分は午前6時に起きていたが、娘が眼を覚ます8時まで静かにしていた)。チェックアウトが10時なのだが、9時過ぎても「ここ出たくない、YouTube が見たい」と言ったりしていて、いやさすがにそれは帰れないから、家に帰ってから見ればいいのでは、と説得したりする。

帰りは空港に行く道すがら、豊崎海浜公園美ら SUN(ちゅらさん)ビーチ)へ。娘は泳ぐのが好きで、昭和記念公園のレインボープールでも西武園ゆうえんちのプールでも波のプールが大好きなので、海を体験させてあげようかなと。波のプールは押し波ばかりで引き波がないので、海の波で大はしゃぎ。ここは人工海岸で、海に入れるところも狭いのだが、ネットもあって監視員の人がいるので安全。昔の自分だったら人工海岸なんて、と思っただろうが、子どもがいるとクラゲだとか水難事故だとか考えてしまうのである。砂浜も気に入ったようで、1時間も遊べなかったが、楽しめたようでよかった。(6歳にならないと色々なマリンスポーツができないので、また来年以降遊べるようになったら休みを取って今度は家族でゆっくり来たい)

海岸から帰りのバスに乗る直前に突然の大雨が降る。あと5分遅かったら全身ずぶ濡れだったので、運がよかった。上の写真はバスに乗る前の写真だが、この右側の雲が雨雲だったようである。空港にはフライトの1時間前に着いたのだが、フライト自体が30分遅れになっていて、ちょっと待たないといけなかったのだが、乗れるかどうかハラハラするよりまし。子どもがいると、何事も時間に余裕を持たせておいたほうがいいので、30分前行動くらいがちょうどいい。

しかし羽田空港に着いたら首都高が渋滞しているということで、普段なら1時間のリムジンバスが2時間かかると言われ、実際丸2時間かかった。補助席も出すくらいの混雑で、子連れは我々も入れると3組で、前の方の席で子どもが泣いたり笑ったりしていて(娘はずっと笑い転げていたが)、ただでさえ疲れがにじむ時間帯だったのに、なおかつ大幅な遅延が発生していて、微妙な感じであった。誰も舌打ちしたりため息ついたりしていなくてよかった(遅れれば遅れるほど子どももむずがるし)。遅れつつも帰宅してお風呂に入れてご飯を食べさせ、いつもと同じ時間には横になれるように。忘れ物はないつもりだったが、娘の歯磨きセットをホテルに置き忘れていたことに気がつく。

沖縄に来るのは今回で3回目だが、今年は沖縄新都心に来てみて、ビルも店もたくさんあるし、立川といい勝負くらいの都会具合だなぁと思ったし(道路周辺の感じは練馬あたりの雰囲気)、沖縄はもっと発展しそうな気がしている(福岡もそう思ったけど)。自分としては地方の中核都市くらいに住んで仕事をするのが普通になれば(無駄に通勤で疲労したり、狭い部屋で汲々としたりせず)一番満足度が高いと思う。そのためにはまず大学の東京一極集中をなんとかする必要があるので、東京都立の大学としては何とも言えないところなのだが……。