ディベートを準備するのは難しい

午前中は古典論文紹介で以下の論文を紹介してもらう。

  • Daniel Dahlmeier, Hwee Tou Ng, and Siew Mei Wu. Building a Large Annotated Corpus of Learner English : The NUS Corpus of Learner English. BEA 2013.

これは NUCLE と呼ばれる英語学習者コーパスの構築に関する論文で、これで発表される前から使われていたコーパスであり、かつ現在はさまざまな英語文法誤り検出・訂正でも使われているコーパスなのであるが、論文としては特筆すべきところはあまりなく、淡々と書かれている印象。リファーする論文があるというのはよいことだが……。

午後はオフィスアワーが2件。オフィスアワーシステムにして、いい面と悪い面の両方あるのだが、長期的にどうなのかはしばらく経たないと分からないなぁ。(D の学生の研究成果がそれなりに出るとしたら、このシステムでよかったのだと事後的に分かる)

夕方は南大沢に移動して B1 の基礎ゼミナール。ディベートをしてもらったが、ちょっと準備不足で消化不良。あまり学生に負荷をかけることなく議論の分かれるようなテーマにしたかったのだが、しっかりリードするのはなかなか難しい。学生には適切に負荷をかけた方がいいのかもしれないが……