午前6時から1時間ほど授業の準備をして、午前中は B3 の情報理論。前半(情報量と情報源符号化)の話と比べて後半(通信路符号化と暗号理論)は割と話しやすい気がする。
お昼休みは学科長と当初面談で、昨年度の評価通知を受け取った。総合評価は着任してから初の S 評価で、研究・社会貢献・大学運営のいずれも S 評価だったのは嬉しいのだが、教育が(着任して3年目からこれまでずっと S 評価だったのに)A 評価になっていて、残念な気持ち。ちなみに、着任してからこれまでの履歴は以下のような感じである(着任した2013年度は学生数も少なく、業績もなく、いい評価ではなかった気がするが、Evernote にスキャンされてないようだ)。
年度 | 総合 | 教育 | 研究 | 社会貢献 | 組織運営 |
---|---|---|---|---|---|
2018 | S | A | S | S | S |
2017 | A | S | S | A | A |
2016 | A | S | S | A | A |
2015 | A | S | A | A | A |
2014 | A | S | A | A | A |
さすがに2018年度もこれだけ学部教育と大学院教育に貢献していて S 評価だと言われると、がっくりくる。学部の授業の担当コマ数は学科内でトップ(平均より1コマ以上多い)だし、研究室の学生数は平均の2倍いて、研究室にいる B4 だけでなく配属前の B3 に学会発表をさせるくらい指導しているし、大学院の修士論文の主査および副査、博士論文の副査の数はいずれもトップで、修士に至っては M2 の半分以上の学生の審査委員になっていたのだが……(2014年度から2017年度までのどれと比べても昨年度は大変だったし、自分以上に学部・大学院教育をしていた人もいないはず)。
ちなみに、A 評価でも S 評価でも給料が変わらないと思っていてどうでもいいかと考えていた(NAIST 時代は最低評価と最高評価でボーナスが2倍違ったので、評価が高いと数十万違うのでそれなりに嬉しかった)のだが、どうも総合評価に関しては A か S かでボーナスが変わるようだ。今回初めて S 評価になってから6月のボーナスを受け取ったが、昇給分を調整しても20万くらい違うみたい(2017年と2018年の6月のボーナスは額面でいずれも113万だったが、今年は136万もらっていた)で、これはかなり違うのでは?と思ったりする。
また、大学院入試関係で呼び出されてヒアリングを受けるが、こちらは1ヶ月以上前から事務と相談して南大沢とも何度もやり取りして問題ないことを確認しているのに、それで呼び出されるのはお互い時間の無駄ではなかろうか……。
午後はオフィスアワー2件のあと津田塾の非常勤。津田塾はクオーター制を導入していて、1単位の授業が8コマなので、今日が最後の授業。クォーター制に是非はあるようだが、個人的にはこれは割といいシステムなのではないかと思う。(事務方の調整や、時間割を組む教務委員の人の負担は増えるだろうが)