教育の負荷を減らしてほしい日々

朝6時に起きて1時間メール処理。子育て世代の人とメールのやり取りをすると、みなさん6時台にメールが飛び交っていて、まあこれが最適だよな〜と納得。夜にやるより朝にやる方が効率がいい。(独身時代はそんなことありえないと思っていたが、学生や助教のころは時間を効率的に使うインセンティブがなかっただけであった)

朝9時から拡大学部教務委員会。議題や報告事項はそれなりにあったが、揉める案件はなかったのでスムーズに終了。来月も議題がたくさんありそうだが……。

午前中は大学院の自然言語処理の授業。授業の中で、自然言語処理関係のスタートアップを起業するという設定で5分間で事業計画書を提案してもらう、というプレゼンテーションを全員にやってもらっているのだが、色々な提案があっておもしろい。前回の授業でも同じ形式で課題を出したのだが、期末レポートにしてしまって学生にフィードバックできなかったのを反省して、今年は授業中にプレゼンテーションしてもらうことにしたのである。このやり方は前回よりよかったと思うので、次回もこのスタイルでやっていきたい。

お昼にメール処理を挟み、教員の当初面談。特に評価によって何かが変わるわけではない(最低の評価をもらうとサバティカルが取れないとか、高い評価をもらうとボーナスの額が数万円変動するとかいう程度)ので、あっさり終わる。お給料が増えると嬉しいかというと、お給料は兼業で増やせるので、特に嬉しい訳ではなく、やってもらうと嬉しいのは仕事の負荷の軽減だろうか。授業のコマ数を減らしてもらうか、あるいは大学運営の負担を減らしてもらうか。後者に関しては誰もが同意するだろうからいいとして、前者に関して、学部の授業は研究室の宣伝にもなるのでやる意味はあるのだが、大学院の授業は正直意味があるのか不明なので、大学院の授業負担を減らしてほしいなぁ。(大学院は研究室の学生のミーティングだけで、かなりの授業相当分のことをしていると思う)

午後は新しくもらった部屋に机を設置。これでミーティングデスクが2つになった。これまでの学生室の半分の大きさなので、意外に手狭である。使いみちをしっかり考えないと、宝の持ち腐れになりそう。

夕方は南大沢キャンパスに移動して、学部1年生の基礎ゼミナールの授業。この授業は色んな学部の学生が来て、総合大学ならではのもので、担当してよかったなと思う。この授業を1科目担当する代わりに、自分の学科の科目を1つ減らしてもらえると言われたら、引き受ける人がどれくらいいるか不明だが……。