ニューラルで統一すると簡単に

午前6時から1時間強、メール処理をしたり授業準備をしたり。火曜日は授業が2コマあるので授業負担が大きい。

午前中は B3 の情報理論の授業。少し時間を余らせてしまったが、毎年昨年は何分かかったのかを記録しておいたほうがいいような気がしてきた(この授業は、来年度以降は担当しないので、記録する必要はないだろうが)。ざっくりとは記録してあるのだが……(明らかに30分余った回があったりすると、翌年への申し送り事項としてメモしてある)

お昼と午後は研究会の原稿の添削をする。前々から準備していればそこまで大変ではないのだろうが、発表申し込み〆切が延長されてから投稿することを決めた(原稿〆切は延長されない)ので後手に回りがちなのである。

夕方は津田塾の非常勤で、ニューラル機械翻訳の話をする。去年は機械翻訳の演習はまず統計的な機械翻訳の話をしてからニューラル機械翻訳の話をしてみたのだが、やたらと話しにくいことが分かったので、今年はまずニューラル機械翻訳の話をしてから必要に応じて統計的機械翻訳の話をするという順番に変更したら、とても説明が楽になった(一応、自然言語処理の基礎に当たる話は、ニューラルとは関係なく説明したので、全てニューラルで OK みたいな話ではない)。そもそも自然言語処理の説明も、ニューラル前提だとするとかなり説明の方法が変わりそう。それがいいことか悪いことかというと微妙で、どちらの立場も大事だと思うのだけど。