出張のためのお金を工面する

午前中は共同研究のミーティング。学生2人をアサインしているのだが、1人はインターン中ということでこちらからは2人。2ヶ月に1回くらいの頻度はちょうどいいのだが、(開発的な成果は出しているのだが)最近ちゃんと研究的な成果を出せていないので今年はなんか発表できるといいなと思っている。

お昼に10月から来る研究生や学部3年生(研究室インターンシップ)の学生たちのアカウントを登録したりする。気がつくともう8-9月も終わり。十分有給休暇を取ったので今年は満足だが、トークを引き受けすぎたなという公開もある。

夕方は受託研究のミーティング。今年は共同研究と受託研究が主な研究費で、国際会議に通った学生(卒業生含む)が多く、旅費が足りないかなと思っていたのだが、年度の後半にも新しく共同研究をすることになったので、結果オーライで旅費は大丈夫になりそうでほっとする。

CPU サーバは今年すでに買い足す予算がついているので、GPU を買い足してもいいのだが、もはや焼け石に水だし、どうしたものかと思っている。電源の問題さえなければ GPU に投資してもいいのだが、買っても電源が足りないのでどうしようもないのである。一応、来年度までには 8 GPU 足して全部で 40 GPU にするつもり(学生数を徐々に20人に減らせば、これで1人最低 2 GPU になる)。

本当は RA とかなんだとか、研究をする学生に直接還元したいのだが、お金をもらうことのメリットとデメリットを天秤にかけると、自分の修士論文や博士論文に直接関係ない共同研究とか、あるいは自分自身がファーストで論文を書くのではなく後輩の研究の手伝いをするとか、そういうのにお金を出すべきだと思って運用している。共同研究・受託研究は卒論や修論のテーマになるくらいがっつりやったほうがいいものができる、と考えた時期もあったのだが、実際そのような動機で研究をしても優れた研究成果につながったことがなく(いちばん成功したケースでも、国際ワークショップ止まり)、優秀な学生に(大学での研究とは別に)複数のタスクを回してもらう、という参加の仕方のほうがうちの研究室の実情に合っていると思う。