子育てが楽しくなって思うこと

今日は保育園が遠足で昭和記念公園(レインボープール)だったのだが、予定を入れてしまっていて参加できずに無念。来年は8月と9月の最終金曜日はブロックしておかないと。(9月の遠足は多摩動物公園

娘が2歳半くらいからずっと子育てが楽しくて仕方ないのだが、これは女の子を持つ男親だからそうなのか、それとも子育てにかなりの時間を投入して楽しさが分かってそう思うのか、あるいは時間を使い過ぎてサンクコストを無意識に考慮して楽しいと思いたがってしまうのか、どうなんだろうか。ともあれ、楽しいことは事実だし、親が子育てを楽しめるようにする、という保育園の存在は大きいと思う(保育園に通っていなかったら、間違いなくこうはなっていない)。

午前中はメール処理をしたり学会のお仕事をしたり。最近国内の学会の仕事は減らしているのだが、色々あって言語処理学会主催の言語処理技術セミナーの実行委員会に名を連ねており、ウェブサイトの作成やメーリングリスト等での宣伝を担当しているのである。今回は引き継ぎの容易hさも考慮して、新しい Google Sites で作成してみた。これまでの Google Sites と違うところが色々あって戸惑ったが、慣れるとこれはこれでいいと思った。しかしプロキシの扱いが旧 Google Sites と違うようで、研究室のサイトはしばらく移行できなさそう。

このお仕事、企業の方と一緒にやっているのだが、話の進め方や動き方がスピーディかつ合理的で、大変勉強になる。大学にいると、とかく非効率な動き方が合理的になるし、学会の仕事も日本の大学関係者がメインだと同じような雰囲気になりがちなので、最近はあまり自分の時間を使うのは避けているのだが、ちゃんとメンバーを組織すれば気持ちよく仕事ができるんだな、というのは大きな発見であった。(面倒くさいところの処理を特定の人が引き受け、抽象化する必要がありそうだが……)

お昼は研究生の訪問。最近は基本的に研究生は受けていない(研究生で来ても、合格が保証できない)のだが、博士前期課程の試験に合格した人は研究生として半年間在籍することを認めているのである。ただ、結局基礎勉強会は4月スタートなので、半年早く来てもうちの研究室的にはあまり意味がない(うちの研究室の4月以降の密度と比べると、ほとんど無為に過ごしているに等しい)し、他にやることがあるならそっちをやった方がいいと思っている。

結局のところ、基礎勉強会をやってくれないと研究らしきことに着手できないことが最大の問題だが、これは現在のシステムではどうしようもない。秋入学制度を整備して、秋に入学して単位が取れるようになっていればいいのだが、自分が大学院教務委員のときに整備しなかったのが痛恨である。「都市外交人材育成入試」という区分で入学する留学生は秋入学できるので、システム上できないわけはないし、余力があれば取り組んでみたいのだが、自分的には現在のシステムを変更するとカリキュラムにどこまで影響があるのかの知見がもう少しほしい。そもそも現在の大学院入試ですら、うちの学科(学域)は定員を大幅に上回る受験生(留学生)が来ているわけで、留学生向けの選択肢を増やす積極的な動機がないのである。

夕方はサーバの設定。クリーンインストールだとネットワークデバイスがちゃんと認識されないという不具合があり、結局古いシステムイメージから Ubuntu 18.04 にアップグレードすることに。すごく久しぶりに GRUB をいじった。ここに書いてあるようなことをやったわけだが、学部生のころは毎日のようにこんなことやってたな〜と懐かしく思い出しつつ、あのころのように無限に時間があるわけではないので、ほとんどタイムアタックのような気分。昔は解決するまで徹夜でひたすら作業したりできたけど、いまはそんなこと絶対できないので、緊張感が違いすぎる。