翻訳の研究室はいくつある?

午前中は論文紹介。

  • Isola et al. Image-to-Image Translation with Conditional Adversarial Networks. CVPR 2017.

今学期は基本的にスライドも準備してもらっているのだが、Conditional GAN という手法について提案されたものである。

GAN(敵対的生成ネットワーク)については生成を司る generator と識別を司る discriminator が競い合って生成のクオリティを上げていくというのは知っていたのだが、どのように generator を構成するのかよく分かっていなかった(ノイズから生成する、という理解はあったが、どう入れるのか知らなかった)ので、論文を読んであーでもないこーでもない議論したのだが、この論文にはコードがあるのでコードを読んでみたら謎が解決。一応論文にも(いくつかバージョンがあるのだが、Appendix がついているバージョンの論文を)注意深く読むと書いてあるのだが、これを初見で理解するのは難しいのでは……。自然言語処理でもまく使えないものかと思っているのだが、調整が難しすぎそう。

午後は関東 MT(機械翻訳)勉強会があるため機械学習勉強会はキャンセル。前回の関東 MT 勉強会では東大からの参加者数がうちとタイでびっくりした(お茶の水などからも参加者があった)のだが、今回の参加者をあとで聞いたら、学生は1名(しかも東京の大学ではない)以外全員うちの学生だったようだが、日本で機械翻訳をやっている研究室は(NAIST 中村研ですら、研究室メンバーの1/3以下だとすると)片手で数えられるくらいないんじゃないかと思った(勉強で聞きに来る人は散在しているにしても)。

研究室では進捗報告というか研究相談。そろそろ自分たちだけではどうしようもないので、学外の人とかを巻き込んでいかないといけない気がしている。しかし学生1人につき1人ずつ調整を教員が全部やっていたら、時間がいくらあっても足りない。学生が勝手に学外に出て行くのが理想なのだけど(そうしていた学生もいたけど)、なかなかそうはならない。