arXiv 日本語処理が難しい

午前中は学内の委員会のお仕事。そろそろ先が見えてもいいころだと思うのだが、終わる気配がない。

お昼から arXiv 投稿。先日の投稿は dvipdfmx ではなく pdflatex ベースで投稿するように変えればいいだけだったが、今回は日本語が入っていたのでもう少し手を入れる必要があった。具体的には arXiv 投稿時の注意点 に書かれていることを(2つとも)すればいいだけだったが、先人がいて助かった。

しかし arXiv でよく分からないのが endorse というシステムで、endorse された人が投稿できるというのは分かるのだが、endorse されていなくても投稿できる人と、endorse されていなくて投稿できない人がいる、というのが謎。(自分は endorse されていなくても投稿するのは可能だが、学生は投稿できないらしい?)

お昼から進路相談。若いうちは色んな選択肢があるのだが、指導教員以上に人生に(よくも悪くも)インパクトを与えると思うのは最初の職場の直接の上司だと思っているので、どこでどう働くのかはよく考えた方がいい。とはいえ行ってみないと分からないことも多いので、考えても仕方ないこともある。結局は、自分の直感がいちばん大事だと思う。

情報系の博士後期課程の学生に勧めたいのは博士のための「けものみち」就職活動ガイドである。「けものみち」と言っても「博士後期課程、たーのしー!」「D進、すごーい!」とかいう話ではなく、(会社に任せるのではなく)自分でキャリアを決めるというのはどういうことか、ということについて示唆ある文章なので、未読の方は一度眺めてみることをお勧めする。

午後は受託研究のミーティング。この受託研究はこちら側で報告書を書かなくていいようなので、ありがたい。(書いたソースコードは納品する)

夕方はサーバの再起動。年次大会で計算機係の学生たちが研究室にいないのである。なぜか止まっていたらしいのだが、こういうふうに原因不明で止まっているのが一番困る。そもそも GPU サーバではないし、熱暴走(っぽいの)は解消していると思うのだが、研究室が発足したときに購入してずっと使っているサーバだから、経年劣化しているのかなぁ(一昨年の秋まで、熱的にもホコリ的にも環境の過酷な学生室で使っていたし)。