先輩をみんなが越せばよい感じ

朝に出勤して大学院教務委員会の打ち合わせ(委員長業務)。現在の環境に来て4年目が終わりに近づき、基本的に前例を踏襲して(逆に言うと、前例から外れないよう入念に確認して)現状何もしないでひたすら任期が終わるのを待って次にバトンを渡す、というのが(局所)最適解、というのは分かってきたのだが、こういう仕事の仕方でいいんだろうか? と思わなくもない。少なくとも、自分の性格とは合ってない(が、なんとか)。

色々変えたいことはあるのだが、少しずつ変えないと変えられないし、全貌を把握しないまま局所的に(あるいは経緯を理解しないで)変えると問題があることも分かるので、とりあえず全体の学内業務を一巡しないとなぁ、と思ったりする(幸い、今は業務の量を減らさざるを得ないので、あまり動かないという方針と合致する)。一巡するのに10年かかるので、定年までいるとすれば2回は変えるチャンスがあるし……。

お昼から修士論文の受け取り作業(大学院教務委員の業務)。40人くらいからひたすら封筒に入った修士論文を受け取り、チェックしていく作業。自分が審査委員になっていない修士論文に関しては内容は全然分からないのだが、パラパラ見るといろいろ気になる修士論文があったりなんだり。大学院まで来てしまうと手も足も出ないので、学部の授業を受けている段階で、論文を書くというのはこういうことだ、というのを、自分の授業の中で繰り返し伝えておいた方がいいように思ったりする(しかし先輩が少ない研究室では修論のサンプルもなく、どうしようもないのかもしれない)。

午後は共同研究のミーティング。今年度はこれで最後の予定。こちらも今年度は色々と学ぶことが多かった。うちの研究室の黎明期から付き合ってくださっているので、少しずつこちらから返していければと思っている(研究室のレベルは年々上がってきているように思うので)。

夕方は文科省書類関係のお仕事。もうゴールしたい……。