雨が降るただそれだけで一大事

朝から天気がよくない。雨だと娘が外で遊べないので、結局家で娘と過ごすことに。来週が国際会議の原稿〆切で、週明けには英文校正に出さないといけないことを考慮して、原稿の添削をしようと思っていたのだが、全ての予定が狂う。天気によって変わる、なんてこと、子どもがいないころは想像もできなかったが……。もっと言うと、こんなに仕事をする時間が減るということも想定していなかった。まあ、平日は時短勤務にしているせいもあるだろうけど、男女で家事育児の負担を均等にしようと思うとこうならざるを得ない。

午後には晴れたので外に散歩に出かける。娘は白線とか歩道と敷地の境界のブロックとか、そういうところの上を歩きたがるのだが、実は自分もそういう性格なので、遺伝的な何かがあるんだろうか。

夕方、ようやく娘が寝てくれたので原稿を見るが、当初予定していた時間の1/4しかないので、結局1人分しか見られず、かつ全体を見ることもできず……。

子どもができると自分の時間がなくなる、というのは聞いてはいたが、こんなにないというのは子育てするまで予想だにできなかった。娘が生まれるまでは、家にいるときちょっと仕事したりもできたし、毎日帰る時間も今より2時間は遅かったのだが、今や家では全くキーボードも触れないし、仕事の時間も激減している。まあ、ここで一時的にパフォーマンスが落ちても、トータルでは50歳くらいで盛り返す予定なので、特に心配はしていないが……。

こういう働き方、理解してもらえないこともあるが、将来子育ても一段落して、自分が後進と一緒に仕事をするときには、家事・育児をしながら仕事をする、という人のことは最大限尊重したいと思う。