悩むより手を動かした方がよい

朝7時から8時までメール処理。この時間にメールできるのはいいのだが、結局出勤時間が後ろ倒しになるので、あまり総仕事時間的には嬉しくない。朝が寒いのでやむを得ないとはいえ……。

午前中は最後のソーシャルメディア解析勉強会。3ヶ月ちょっと、研究室体験をしてもらったわけだが、おおむねポジティブな評価でよかった(ネガティブなことも教えて、とは言ったが、さすがに言いにくいだろう)。しかしこれ、メンバーの巡り合わせによるし、今回はたまたまうちの研究室の配属を希望する学生が1人いてくれたので、その学生が原稿をまとめてくれてよかったが、そうでない場合も考えると毎年は難しい気もする。

お昼は研究相談。色々あるが、結局「自分でデータを見る」ということに尽きる。自分でデータを見て、できればデータを作れる人になってほしいのだが、既存のデータでやるにしても、そのデータの特徴を知らず闇雲に機械学習を振りかざしても意味がない、ということだけは、うちの研究室に来た人が身に付けてほしい感覚である。

機械学習が苦手そうな人には機械学習があまり関係ない研究テーマ(アプローチ)を、逆に言語データを見るのが苦手そうな人には言語成分があまり関係ない研究テーマ(アプローチ)をそれとなくお勧めしているのだが、必ずしも本人のやりたいことと一致していなかったりするので、この時点を超えると修士論文がまとまらない、というギリギリまでは(人によって臨界点は異なる)、本人の好きにしてもらっている。

午後はコース会議。2時間強かな?年明けのコース会議は議題がおおいので、2時間以上かかることが多い。

夕方は大学運営のお仕事(各種委員会)。無茶苦茶作業量が多いわけではないが、この時期に急ぎの資料作成が入ったりするのは結構大変。(本務なので、放置するわけにも行かず……)大学の仕事、ほとんどは毎月の仕事量は(委員会への出席も含めて)4時間程度なのだが、この仕事はその2倍は取られる。ルーチン化されている仕事ではなく、新規に実質的な仕事ができているという意味では、やりがいもあるのだが、1月は省エネ・低空飛行で乗り切れないだろうか……。