学生を連れてくるのも同窓会

朝6時から事務処理。年度末に向けて色々やることがある。これ何とかならないものか……。

午前中はソーシャルメディア解析勉強会。B3 の学生が1人言語処理学会年次大会の原稿を書いてくれることになったので、嬉しい。うちの学生、学部3年生でもしっかり論文書けると思うし、違うのは自然言語処理機械学習の基礎勉強をしているかどうかなのだが、うまくタスクを切り出してやってもらえば、十分意味のある研究ができる。もっとも、サーベイ部分は学部3年生にやってもらうのは無理なので(そもそも研究室に配属されているわけではないし)、サーベイ部分がない研究でいいのか、という葛藤はある(正確に言うと、サーベイをしないわけではなく、共著者でサーベイを分担したりする、という意味であるが)。

お昼から場所を品川に移して共同研究のミーティング。これまでメールでしかやりとりしていなかったが、初めてちゃんとお話しすることができて、感激する。実は博士後期課程の学生時代から、何度かメールをやり取りさせてもらっていた方なのである。こういう形でご一緒することになるとは思っていなかったが……。

午後は Microsoft Research (MSR) Intern Alumni という、マイクロソフトの研究所のインターン OB/OG および関係者のイベントである。これまで MSR インターン関係のイベント、基本的に飲み会で、飲み会には3回くらい参加していると思うが、これは真面目な(?)イベントである。今回で開催は2回目だそうで、1回目は参加しなかったのだが、今回は研究室の学生が参加したいというので、一度来てみようと思ったのである(関係者は1名まで学生を同伴可能)。

内容の詳細はここには書けないが、非常に興味深い話もあり、なるほどな〜と思う。あと、学生がみんな活発で、よくこんなにいろんな人が集まるな〜という感じ。すでに教員になっている人たちが、研究室の B4/M1 を連れてきて紹介してくれたのだが、B4/M1 くらいの学生で海外に行きたい、あるいは将来は研究を仕事にしたい、と思っているような人を連れてくるとよいイベントだな、と思う。というか、B4 の段階で将来博士後期課程に進学したい、と思っている学生がいたら、割と早いうちから海外にインターンシップだとか共同研究だとかで行くようなネゴーシエーションができるのだが、首都大だとそもそも博士に進学しようという学生がほぼいないので、連れてくるにしても M1 くらいになるのかなと思う。本当は B4 で来る、あるいは D 進するつもりの M1/M2 が来るとちょうどよいと思うのだが……。