農場の横を通った通学路

午前中は娘の1歳6か月健診である。身体の発達は順調で、心の発達は2歳児くらいらしい。確かに年齢ごまかしているんじゃないか、と思うことが時々あるし、娘の通う保育園では、保育園の中では普通でも健診に行くとだいたい同年代の子より発達している、という話を聞いたことがある。異年齢保育なので、上の子たちを見て大きくなっているのだろうな、と思う。保育者にちゃんとスキルと経験がないと難しいと思うけど……。

健診のあと、娘が「こっち!」と言う方向に自転車をこいでいたら、東大農場に到着したのだが、平日しか開いていないようなので、近くの「いこいの森公園」という公園に来る。自分が来るのはおそらく初めてで、こんなところにこんなのあったっけ? と思っていたら、平成17年にできたばかりらしい(そのころ自分は奈良にいた)。中学生・高校生のころは自転車で東大農場の横を通って通学するのが晴れた日の日課だった(ひばりヶ丘駅まで自転車で30分弱)ので、懐かしい風景である。「ほら、ここはとーちゃんが昔毎日通っていたんだよ」なんて教えたりする。

公園はかなり広いのだが、娘は入り口付近でひたすらどんぐりを拾う。片手で5個までしか持てないのだが、6個持とうとしてどうしても1個落ちてしまい「あー!」と言って全部投げ出し、また最初から拾う、ということの繰り返し。あと、5個を超えたら父の手に渡して「とーちゃんこっち」と言い、自分の分を「○○ちゃんの」と言い、自分の所有物と他人の所有物を確認したり。これ、文章に書くと簡単に見えるが、1時間半くらいずっとこれを繰り返していたので、気長な自分でもちょっとしんどかった(とはいえ、娘が遊んでいるときは付き合うのが礼儀だと思うので、他の親たちのようにスマホをいじったりしていたわけではなく、一緒に遊んでいた)。

帰りは例のごとくイヤイヤで、帰りたくないだのこっちの道がいいだの、泣いたり暴れたり。保育園の2歳の女の子が、イヤイヤ期に自転車からベビーカーに変えた、と聞いた、ベビーカーの方がいいのか、と思ったりする(そちらの子も、帰宅してから20-30分家に上がってくれないので、玄関に放置して料理の支度をするためにベビーカーにした、という話だが)。

午後は疲労困憊してぐったり。自分は精神的に割とタフな方だと思うし、娘は比較的イヤイヤ期も(まだ)マイルドな方だと思うのだが、これ大変だなぁ。