科学史の原稿を見る昼下がり

午前中は自然言語処理の授業。スペリング誤り訂正の内容である。今回はこれまでと比べてみんなに喋ってもらう量を増やすことができたので、これからどんどん増やしていこう。

お昼はメール処理。いつもながら週明けは色々とやることがある。学会誌の原稿チェックをしたりするが、原稿が科学史の内容で(科学史科学哲学の大先輩の原稿)、巡り巡って自分がこういうことをしている、というのも縁は奇なものである。

そういえば、10年ほど前にメールでやり取りをしていた人たちから不意にメールを頂いたりする。特に何か相談したいというわけではないが、そういう日もありましたね、というメールである。理転(科学史・科学哲学を勉強)したい、あるいは東大を再受験したい、あるいは交換留学したい、というような人からのメールが多かったが、自分の出したメールを読み返したりして、昔はよく親身に相談に乗ってあげていたのだなぁ、とびっくりする。今はそんなことをする時間はないのだが、研究室の後輩や学生がそういう役割をしてあげているのではないかな、と思ったりする。相談を受けて納得してもらえないことも少なくないのだが、(相談に回答する過去の自分も含めて)みんな必死に生きているんだなぁ、と思う。

午後はワークステーションの発注をしたり。結局納期が11月下旬になってしまうようだが、早めてもらえないか交渉したりする。研究室の勉強会、出られるなら出たいとは思っているのだが、どうも後期はいつも出ている時間がない。来年度の検討課題である(やはり知っている内容だと出るモチベーションが下がるので、知らない内容にした方がいい、とか思う)。

夕方もメール処理三昧であるが、今日はお迎えも頼まれていたのでそそくさと帰宅。保育園の送り迎え、週4日やっていると1日増えるくらいなんてことはないが、週1日しかしていないと、急に増えると負担が倍になったりするので厳しそう。去年から今年にかけてはかなり仕事量を減らしたりしたが、清水の舞台から飛び降りるつもりで生活スタイルをかえてよかったと思う。