昼間から書類を埋める木曜日

午前中、ソーシャルメディア解析勉強会。アノテーションをしてもらおうと思っているのだが、タスクがまだ決まっていないので、どのツールでどうやればいいのか、から議論する必要がある。もっと時間があれば、それぞれの可能性に応じて、これならこうする、と提示できるのだが、いろいろと後手に回ってしまっている。

昼から怒涛の書類仕事。まずは本日〆切の、オープンユニバーシティの日程と内容調整。首都大学東京は都立の大学なので、一般向けに講座を開設している(主に飯田橋キャンパス)のだが、来年度の担当に声がかかったのである。実は去年か一昨年に1回断っているが、過去に担当していない順に回ってくる(新任の教員は優先的に担当しなければならない)もので、2回目の依頼なので、観念したのである。

1コマやればいいものかと思って引き受けたのだが、過去の記録を見たところ、どうもみなさん4コマやっているようなので、空気を読んで4コマ入れる。仕方ないが、これで来年度の土曜日のエフォートの1割が失われるので、かなり痛い。とはいえ、今やれば今後10年は回ってこないものなので、やれるうちにやっておく、という気持ちで取り組もう。(将来もしもう一人子どもができたら、またしばらく動けなくなるだろうし)

午後は国際会議の原稿の添削。週明けが投稿〆切なのだが、2本とも特に問題ないので(詳細で詰めるべきところはあるが、残り時間を考えるとやり直せない内容なので、そちらは最終原稿までにやればよい)、安心して任せられる。去年もそうだったが、今回も学部4年生でも英語で論文が書けているので、学部生だから書けないということはなく、学部3年生でも書けるのでは?という気になってくる。結局、どれくらい研究に時間を使ってくれるか次第で(学部生で国際会議に論文を投稿する人は、かなり研究に時間を使ってくれた、あるいはくれている、と思う)、あまり研究室に来てくれないので(うちにの研究室では、もう座席を用意することができないせいもある)投稿できるほどの研究成果が出ないだけではなかろうか。

夕方もひたすら事務処理。仕様書を作成したり、相見積もりをお願いしたり。研究室では計算機資源が枯渇してきたので、早めに進めたいのだが、契約してから40日以内が納品らしく、年内ギリギリか、というところである。これは言語処理学会年次大会には間に合わないが、2月以降の国際会議投稿シーズンには間に合う、という微妙なところ。あと1ヶ月早く動けていればよかったのだが、連絡が来ると聞いていてしばらく放置したのは失敗だったなぁ。