改めて学び直して分かること

昨日から娘が体調を崩しているようで、熱はないのだが軟便や水様便で、ちょっと心配。土日そして連休に入るので、そこで回復すると思うけど……。

朝は1本電車を逃したら次の接続を検索すると30分後という悲しい事態に陥った。がんばって調べると、4分で乗り換えれば乗り換えられることが分かったので、ダッシュしてなんとか間に合う。余裕を持って乗り換えられるよう、ちゃんと連携してほしい。

午前中は昨日に引き続き論文の添削。思った以上に直さないといけないところがあり、ちょっと時間がかかる。5-6往復はしたいのだが、時間的には最大で3往復がいいところだろうか(今日で2往復目で、土曜日で3往復)。時間的な制約はあるが、せっかく書いたのであれば、なんとか投稿可能なクオリティには持っていきたいのだが……。(それを言うと、先月に学生が投稿を断念した1本も、せっかく英語でしっかり書いてくれていたのに、もったいない)

昼前に、NAIST時代にお世話になった業者の方がいらっしゃる。NAISTにいたころと比べると、使える予算の額が1-2桁違うので、今後もしばらくお世話になることはないと思うが……。「情報通信システム」コースなのにサーバルームもないのか(ITCにもない)、と着任当初は仰天したものだが、以前はあったようで、日野キャンパス新実験棟の建設に合わせて今年度に復活するそうで、ようやく計算機を使うような研究ができそうである。いまは学生室にサーバを置いているので、台数も増やせないし、騒音があるので GPU を使った計算など、厳しいので、しばらく控えていたのだ。

昼から SLP(自然言語処理の教科書)の勉強会。英語の文法の章が終わり、機械翻訳の章へ。元々は質問応答の順番だったが、今年は機械翻訳を研究したいという学生がなぜか多いので、新年度になって急遽順番を変更したのである。機械翻訳は新入生が突然研究しようと思ってもハードルが高いのだが、すでに一度何かのタスクで経験を積んだ学生であればなんとか乗り越えていけるだろうし、研究室の主要な研究テーマの一つになると嬉しいので(自分が自然言語処理の研究室に入ったのも、もともとは機械翻訳の研究をしたかったから)、期待している :)

休憩を挟んで機械学習の勉強会。特に原則参加の勉強会ではないのだが、今年は「パターン認識機械学習PRML日本語訳)」をみんなで読むことになり、1.1からスタート。改めて学び直すと、あ、こんな意味だったのか、と再発見もあるので、新入生以外もみんな改めて読む意義があるだろう。自分も「正則化」の気持ちが分かったのは、D2 のころだった気がするし……。

ちゃんと確認しながらやったところ、1.2に入らず今日は終了。研究室の自分の席でやったところ、隣の先輩に聞いたりできてよかったのだが、ローカルに解決した内容がグローバルに共有されないという問題があり、次回からは教室を借りてやることに。(説明する方が勉強になるのだが、グローバルにやると説明する人が1人になってしまので、ローカルに説明し合った方がよい、という考え方もある)