勉強をみんな一緒にできるラボ

出勤してまず連休中に溜まった大学運営の仕事。〆切がタイトな割に一旦各教員に展開して集約する、という仕事が多いので、早めに動かないといけないのである。

お昼から進捗報告。連休を挟んだのであまり進んでおらずすぐ終わるかと思いきや、やはり人数が多い(7人)ので1人30分弱で進んでも3時間かかる。1人あたりの一応の時間の上限を設けたことで、ダラダラ続いて最後に駆け足、みたいになることが今学期はなくなったので、その点は改善されたと思う。

高度な内容は時間をかけないと理解できないこともあるので、短くやることが最優先だとは思わないのだが、そういう意味では時間をかける意義があるのは新入生、または機械学習アノテーションなどかなり時間を要しそうなテーマであることが明らかなので、そういうのは時間を改めて(少人数で)やることにしている。

基礎的な内容の確認で時間を使うことが昨年度は多かったが、これも進捗報告の時間外で学生たちが勝手に勉強会を立ち上げて各自勉強してくれているようで、かなり理想的な環境になっていると思う。今学期は少なくとも機械翻訳の基礎勉強会、統計の基礎勉強会が立ち上がっているらしい。勉強会は自分たちで立ち上げ回すのが最も勉強になるので、どしどし立ち上げるといいと思っている(これは NAIST 松本研で学んだもっとも大事なことの一つである)。

あとはこの環境が学生数を減らしていっても維持できるか、ということなのだが(人数が多ければ、基礎勉強をしたい人と知識のある人の絶対数が一定程度いるので持続可能)、限界集落ならぬ限界研究室はどのくらいのサイズだろうか?

最初から(一人で勝手に独学する)優秀な学生だけをターゲットにすれば、(基礎)勉強会は不要で、いかにそういう学生を獲得するかだけ意識すればいいのだろうが、自分は(教員も含め)みんなで勉強する研究室にしたいので、そうするとある程度の規模は必要だろうと考えている。博士後期課程の学生も増えてきたので、そんなに人数が多くなくても研究室のレベルは維持できる(というかどんどん向上させることができる)と思っているのだが……。