娘が生まれると父親は人生観が変わる

明日から弟が転勤と聞いて、会いに行く。行くことは前々から決まっていて、先週初めて行き先を聞いたらしい。会社(?)勤めも大変なものである。子どもが生まれたばかりなので配慮してくれて、東京に(新幹線を使えば)2時間で帰ってこられるそうで、定期的な転勤が必須なのであれば、これがベストなのであろう。

自分たち(大学教員)は任期が切れれば強制退職になるわけで、任期内であれば転勤しなくていいが、任期が切れると先の保証がないというのとの引き換えである。

単身赴任になると二重生活で家賃の負担が重いため奥さんも引っ越すそうで、弟の家族にも今後はあまり会わなくなるのかな〜。まあ、弟はマメなので、孫を親に見せるために毎年こっちに来るだろうけど……。(自分はマメではないので、親に写真を渡したのも、徳島に送るので写真がほしいと言われて渡した一度きりである)

弟は女の子を抱っこしたことがないらしいので、抱いてみてもらったら、すごく柔らかい、と驚いていた。乳児は外から見るとあまり違いはないようだが、抱っこすると男女でかなり違うようである。筋肉のつき方が違うのか、脂肪のつき方が違うのか分からないが、確かにぷにぷにしていて、いつまで抱いていても飽きないものである。弟の息子の溺愛っぷりからすると、これが娘だったらどうだったんだろう……と思わざるを得ない(自分も生まれたのが息子だったらどうだったんだろうか?)。

昼から武蔵小金井アカチャンホンポに行く。西松屋は服を買うのはいいのだが、服以外の品揃えがあまりよくないのである。

アカチャンホンポで柵やおもちゃを購入し、ひな人形を見る。ひな人形自身は今回買うものリストには入っていなかったのだが、我々で選んで購入予定であり、ついでに見てみた。今日日曜日と来週土曜日が大安で、この2日であらかた人気商品は売れてしまう、と言われ、ここで営業トークに乗せられて買うのもしゃくだったのだが、妻は土曜日が仕事で来られないので、一度荷物を駐車場に置いてから協議し、今日買うことに。

ひな人形は、重いと片付けるのも面倒なので、殿と姫だけいて家来がいないセットを注文。自分のところは男四人兄弟で、ひな祭りとは無縁だったので、こういうものが家にあるというのは不思議な感じである。(かといって五月人形があったわけでもないので、男女関係ないか……)

東小金井の西松屋で娘の服や靴下を選んだりする。自分などは保育園でもらったお下がりの服でいいのでは?と思ったりするのだが(どうせすぐ大きくなってしまうし、小さいころは一見性別不明だし)、これだけ服があるところで見てみると、やはりかわいい服はかわいいもので、いろいろ着せて楽しむ親の気持ちが少し分かる。

帰宅して昼寝して起きたらもう日が落ちていたのだが、休日の時間は経つのが速い……。