Yosemite で日本語入力が進化した

午前中、ようやく時間が取れたので、9月半ばにご飯を食べているときに「ガリッ」という音がして、何かが欠けた感があったため、歯医者に行く。結局歯は欠けてはいるが特に問題なし、とのことでよかったのだが、歯医者に行く時間がなく虫歯になる、というのは「そんなことないでしょう」と思っていたのだが、なんか分からなくもないなと思った。

昼からは SLP(自然言語処理の教科書)の読書会。とうとう第6章の隠れマルコフモデルと最大エントロピーモデルの話に入る。さすがにこの時期になると、それぞれ復習のような感じになると思うのだが、何度も何度も同じ話を聞くのは無駄のように見えて実はそうでもなく、時間を置いてから聞くと「ああ、これってそういう意味だったのか」と改めて理解できることもあるので、もう知ってるよ、という内容でも読むのは勉強になる。特に SLP は英語も相当分かりやすく書かれているので、読んでいておもしろいと思うのだ(英文を読むのに慣れるまでは、分かりやすいなんてのを意識する余裕はないかもしれないが、いろいろ論文を読んだりすると、分かってくると思う)。

午後に Mac mini の OS を Yosemite (OS X 10.10) にアップデートする。科研費の申請書を書いているところなので、しばらく様子を見ようかと思っていたのだが、日本語入力がことえりではなくなりiOS 8 と同じになったという記事を読み、一刻も早く試したくなったからである。以前も書いた求人情報も貼っておく。

キーボード(Realforce)のドライバ(WinK というシェアウェア)が対応しておらず、かなキーや無変換キーが使えなくなったのが痛かった(自分はかな入力)が、これは Seil という無料のアプリケーションを入れれば解決。シェアウェアなんて要らんかったんや……。

日本学生支援機構奨学金の推薦書を新しい日本語入力で書いてみたが、至極快適。自分はずっとことえりを使っていたのだが、ことえりだとときどき「あれ???」という変換結果があったのに、そういうのが全くなくなった。iCloud Drive をオンにしないと辞書が消えてしまうようなので、iCloud Drive を当面有効にしない人は、辞書をバックアップしておいたほうがいい(首都大に来て、人名をよく入力するようになったので、けっこう登録していたのである。一気に全部 Yosemite にしなかったので、残っている辞書があってよかったが)。

夜は研究室でたこ焼きパーティー。先週の月曜日にやる予定で声をかけてもらったのだが、台風で流れてしまっていたのである。前回は19時開始と言われていて、それなら参加は難しいかと思っていたのだが、今回は18時開始にしてくれたので、仕事を18時までで片付けて1時間半くらい参加。毎回1つ2つ「あたり」のたこ焼きがあったり、久保田のおいしいお酒があったり、非常に楽しい会であった。たこ焼き器が活躍していてよかった(笑)