今日でちょうど1ヶ月。
大変だ、寝られない、と聞いていた割には、大変な訳でも、寝られない訳でもなかったように思うが、心構えのない状態で臨むと大変なのかもしれない。子どもの世話が大変というよりは、それに付随する諸々のことの方が大変で、自分たちで分担すればできると分かってからは、スムーズであったように感じる。もっとも、喉元過ぎれば熱さを忘れると言うように、退院直後の目まぐるしかった1週間をすでに忘れつつあるせいもあるだろう。
連日涼しかったせいか、娘も今日は機嫌がよい。もう外気浴も含め、自宅周辺をぐるっと回るくらいしてよいのだが、あいにくの雨で出られない。泣き声が本格的になってきたのだが、近くに行って抱き上げるとすぐ泣き止むので、かわいい。最近は横に寝ているとペチペチ叩かれる(目を開けるとやめる)ようになったのだが、遊んでほしいのだろうか……
コースの仕事が少しずつ増えてきているのだが、自分はあまり協調しようという気がないので、空気を読まずにいろいろ変えてしまいそうで、それでもいいんだろうか。先日も一つ横並びを外れる提案をして、議論の結果外れる方向で OK になったので、かまわない、ということなのだろうが、情報通信コースの教員の方々は理解があってありがたい。増える仕事は自分が引き受ける必要があるのだが、学生のために増える仕事なら、可能な限り喜んでやりたいのである(役所的な仕事のために増える仕事は極力減らしたいが)。
上記と関連して「子育てハッピーアドバイス ようこそ 初孫の巻」を読んだのを思い出した。
子育てハッピーアドバイス ようこそ 初孫の巻 ~孫が幸せに育つために
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首都大の情報通信コースは学生にとってとても居心地のよいところで(教員にとってもそうなのだが)、かなり甘えることができる環境なのだが、これは甘えさせるというよりは甘やかしているのでは、と思うところもあり、自分は甘やかさず甘えさせる(やることは多くて大変かもしれないけど、いろんな相談には乗るし、失敗を恐れず乗り越えたら意味のあることに挑戦してもらう)方針で行くつもりである。
問題があるとすると、これはできるだろうと信じて取り組んでもらったのにどうしてもできないことであるが、もしそれが学部・大学院を卒業してからも必要な事項であれば、自分の適性について考えてもらいたいので、基本はやってもらうことかなと思うのであった。情報通信コースに来たからといって全員が研究をする必要も情報通信関係に就職しないといけないわけでなし、人によっては自分は向いてない、ということを知るのも大事な気づきであると思う(自分の学部時代は結局「哲学は自分の仕事としては適切ではない」ということを納得するための7年間であったし)。