So Long, and Thanks for All the Fish

ゲストハウスせんたんにて目覚める。年度内最後の NAIST

朝、日記を書く。日記は生存報告を兼ねているので、朝ご飯 (昼ご飯) を食べるより自分の中では優先度が高いのだが、それでもどんどん更新が遅れてしまう……。さすがに夕ご飯と日記執筆だと、夕ご飯のほうが優先度高いけど。

午前中はひたすら荷作り。合間を縫って M1 の人と 1:1 ミーティング。研究の話と就職活動の話と。研究に関しては、なかなか難しいところであるが (実験したからといって結果が出るとは限らないので)、信じた道を行ってくれるといいかなと思う。就職活動に関しては、今年の M1 は大手企業志望の人はほとんどいないそうで、最初から中小企業に絞って活動している人が多いのだとか。そういう時代が来たかぁ、とちょっと頼もしくなる。外から見ると分かりやすい大企業に行く方がアピールになるのかもしれないが、10年後・20年後に大化けするのは必ずしも大きいところに行く人ではないだろうし、リスクを取って挑戦する、というのは NAIST らしくてよいと思うのである。(まあ、折衷案としては、最初大企業に入って数年して中小企業に転職する、というコースだろうが、もはや最近そういうコースは珍しくない)

昼から共同研究の電話会議。ようやく実験結果が期待できそうな感じになってきた。時間的にはギリギリかもしれないが、なんとか間に合うといいな〜。

午後は集荷。自宅の引っ越し費用は新しい職場が負担してくれるようなのだが、研究室に置いてある荷物の引っ越し費用は出してくれないそうで、安くあげるにはどうすればいいかな、と思って調べて日通のアローBOX L というのを頼んでみたところ、31箱送れて17,850円。1箱あたり600円未満で送れていることになるので、けっこう安い。しっかり固定してくれているので、中身も大丈夫だろうとは思うのだが、あとは無事届いてくれることを祈るのみ……。

夕方は片付け。本当は先生方や職員の方々にご挨拶を、と考えていたのだが、片付けが全然終わらずご挨拶する時間がなくなってしまった……。せめて事務室の方々に、と思って事務室にお邪魔すると、中村研の秘書の M 田さんも偶然いらして、お話できてよかった。まあ、今後もちょくちょく NAIST には来る予定なので、また時間のあるときにお話に行きたいと思う。

夜、hiromi-o さんに高の原まで送ってもらい、なんとか新幹線の時間に間に合う。今回は品川経由ではなく東京経由で帰ったのだが、快速に乗るとそのまま武蔵境まで坐って帰れるので便利。時間はちょっと余分にかかるが、中央線沿線に住むのはこういう利点もあるのか〜。次からも東京駅経由にしよう。

NAIST には教員としては3年間、学生としては5年間お世話になったが、とても居心地のよい環境で、特に教員になってからは日々教職員の方々が努力してこの環境を維持されているのだなと再認識し、自分も微力ながらお手伝いできたかなと思っている。自分が学生だったらもう一度入学したいものである。また会う日まで、ごきげんよう