雨が降らない日を探して洗濯するのだが、そういえば来週は1週間出張でいない。妻は洗濯できるのだろうか。(時間的には夜に帰ってきてから洗濯するしかないと思うが……)
論文誌の原稿の添削。自分が赤を入れるべきところはもう入れ終わったかな。
午後は全体研究会。D2/D1/M2の人たち。M2の人はこれから修士論文に向けてがんばるのだろうが、いろいろ研究が進んでいておもしろい。Dの人たちは、今年は8月〆切のCOLINGを逃すと、次あるメジャーな国際会議は来年までないので、特にD2の人は危機感を持ったほうがいいと思うけど……。(COLINGというのは自然言語処理では有名な国際会議で、自然言語処理の最難関会議であるACLと同じく歴史ある国際会議である)
ちなみに上記リンク先のCOLINGの論文募集はおもしろくて、[twitter:@katsuhitosudoh] さんに教えていただいたのだが、フルペーパーがA5で14枚以内 (普通言語処理分野でフルペーパーというとA4で8枚程度) だそうで、iPad 時代を先取りした感じで斬新である。また、
Papers are in English. However, if an author so wishes she may add abstract and up to 2 pages (a synopsis) in another language. Such papers will have 14+2+any number of pages for reference
ということで、英語以外で書いたものがあってもいいらしい。とはいえ、COLING自体は昔フランス語やドイツ語で書かれた論文もたくさんあるし (過去のアーカイブを見るとけっこう見つかる。90年代までは少なくとも英語以外でも書いてよい年があったようだ)、英語以外の言語にも寛容な国際会議なので、驚くほどではないかと思うが……。
インターンで8月まで松本研にいるJasonさんと多言語意味役割付与タスクについてお話しする。CoNLL 2009 shared task の形式で日本語の述語項構造のアノテーションがされたデータを出してほしい、とのこと (いままでは英語の意味役割付与といった、統語構造との相関が強いタスクをやって成果を出してきたが、隠れ状態を推定する彼の提案手法が本当に効果が出ると予想されるのは、統語構造との相関が弱いタスクだそうで)。そうだよなぁ、時間と精神的余力があれば、なんとか……。
夕方早く帰ろうと思ったのだが、諸々のメールの返事などがあり19時半に命からがら研究室を出る。疲労でご飯が食べられないほどなのだが、また逆流性食道炎になってきたのだろうか……。