文章に対する感じ方は人それぞれ

引っ越し関係の手続きをしようと警察署に行ったのだが、住民票を先に移動しないと住所変更手続きは受け付けてくれないらしい。住民票をもらうには生駒市役所で転出手続きをしないといけないので、これはまた広島に行ってからになりそう。

引っ越しに伴う筋肉痛で警察署がちょっと歩いて行くには遠かったのと、午前中に全部の用事を済ませたかったのとでタクシーを使ったのだが、運転手の人がいろいろとこのあたりの歴史について教えてくれる。景気のよかったころの話とか、最近の話とか。移動目的だと考えるとちょっと高い気もするが、情報量込みだと考えるとそうでもないかな。というのも、NAIST周辺でたとえば高の原からタクシーに乗ると2000円以上かかるのが普通なので、1000円以下でよいのは安く感じるからかもしれないが。

免許も住民票も無理と分かったが、家賃の自動振込設定だけとりあえず済ませておく。残りはまた来週。自分の使っている銀行が徒歩圏内にあるのは助かる。NAIST 周辺にみずほ銀行UFJ も、ATM こそあれ窓口がないのが心底不便だったのだ。南都銀行 (奈良ローカルな銀行) の口座もそろそろ解約したい (奈良にいると至る所に ATM や支店があって便利なのだが、奈良以外ではほとんど使えない)。

昼から研究室に。英語誤り訂正タスクの進捗報告。それぞれのサブタスクを担当しているグループが、ちゃんとシステムを仕上げてきている。前にも書いたように、進捗報告も今日は松本先生がいなかったのにみんな自主的に英語で報告し (もちろん資料は英語)、定着しつつあって素晴らしい。自分がM1で入学したとき「この勉強会の公用語は英語だから」と言われたらちょっとびびりそうだけど……。でも、それくらい今のうちからやっておくとよいと思う。使わないと使えるようにならないし、遅かれ早かれ情報系で働く人は英語を使うだろうし。

夜は誤用コーパスミーティング。内容によって添削のしやすさが違う、という話。添削者が読んでいて楽しいと、たくさん直してあげようという気になるが、くだらない内容を延々書かれるとやる気がなくなるとのこと。気持ちは分かるが、何がおもしろくて何がつまらないのかは人それぞれで、こういうところでタグづけが揺れるのは困るかも……。(日本語コーパスのタグづけでも、ある作業者は Yahoo! 知恵袋の QA の内容が楽しいとどんどんつけてくれたが、別の作業者はしょうもない内容を書かれて読まされるのは苦痛だと言っていたりとか、人・世代によって感じ方は違うので、なんとも言えない)

テクニカルな話なのだが、文を超えて大幅に修正をしないといけない場合、XML でどのように表現するのがよいか考える。現在の XML木構造上、文をまたいだアノテーションはしにくいのである (とりあえず文を跨ぐのも範囲で指定してつけているが)。あと、同一文内でも、前半のこの部分を直したら後半のこの部分の表現も対応して変えないといけない、というような場合も悩ましい。こちらは対応関係が取れるように識別子をつけているのだが、これももっといい方法がないのかなぁ……。

積もる仕事はあるのだが、終電があるので断腸の思いで帰宅する (特に今日はしばらく広島に行くため、車で帰れない)。平日・休日問わず、22時半には研究室を出るくらいでないといけないようだ。ある意味無理に仕事ができないようになって健康的になるのかもしれない (終電で帰ると家に着くのは24時を回るのだが……)。