病み上がりのせいかなんなのか、あまりご飯が喉を通らない。胃が小さくなっているのかもしれないが……
昼から AAAI/EMNLP の発表練習会。何回も何回も書いているのだが、自分も国際会議で発表する可能性がある人は、直近の〆切とか忙しい事情がなければ、他人の発表でも聞きにきて、コメントしたり、他の人のコメントを聞いたりしてほしいのだけど……。他山の石というか、岡目八目というか、人の発表を見ているといろいろ気がつくことがあるし、気がついたら段々自分でもやらなくなるし。
午後は M1 の人たち5人の発表。今年の M1 のみなさんは最初から研究モード全開だったりそうでなくても研究の方向性をしっかり考えていたり、なんだか自分が入学してからこの方こういう年はなかったような気がするが、がんばっているな〜。他の研究室の人たちに聞いても「今年の M1 の人たちは例年と違って研究やる気満々」とのことだが、去年の入試は「奈良先端大、研究力、教育力全国1位」のニュースを聞いて入ってきた人たちなので、研究するモチベーション高い人たちが集まっているのかもしれない。
今年の M1 の人たちがそれぞれどの勉強会をメインにしようとしているか集計してみたところ、
であった。夏休み前にやりたいと思ったことを修士論文まで続ける人ばかりではないが、けっこうみなさんいろんなトピックに関心があるのだなと思った。意味談話解析勉強会メンバーで今年の夏奈良にいる人は、もれなく ryu-i さんと合宿をするという特典が…… (笑)
夕方から [http://twitter.com/#!/haplotyper:title=@haplotyper] さんにノンパラメトリックベイズのチュートリアルをしていただく。[http://d.hatena.ne.jp/mamoruk/20110510/p1:title=5月にも NAIST で @neubig さんによるノンパラメトリックベイズのチュートリアルがあった]のだが、いろいろあって (ちょうど研究計画書を書いたりしていた) 半分も聞けなかったので、非常にありがたい。実は研究ではノンパラメトリックベイズ的なことはしていないし、よく知らなかったのだ。
(2011-07-22 追記) チュートリアルでも「データに語らせる」というのがノンパラメトリックベイズの心だということだったが、その部分はよく分かってないかも……。多分自分が思う「データに語らせる」(=データを見ているとそのデータをうまく説明できるモデルを思いついたりする直観が養われる)というのとは違うような気もするが、大きな意味では共通しているような気もする。
はてさて、元々コアなこの分野の研究者に向けたチュートリアルではなかったそうで、M1 の人たちもたくさんいたし、非常に丁寧で出口も見えてすばらしいチュートリアルであった。C# で200行書けばいいので、夏休みにどうですか、とのこと (笑) 確かに手を出してみたくなった。200行趣味のコードを書ける時間がほしい……
夜は @haplotyper さんを迎えて学生の人たちと6人ほどで学食へ。いや、学食でいいのかという話はあるが……。@Wildkatze くんと「博士の就職は一筋縄ではいかないので、すんなり就職したいなら修士でしなよ」という話を @__yuyay__ くんにしたりする (最近「吉川」姓が2人になって曖昧性が産まれている)。博士まで来ると本当に人それぞれなので、他の人のやり方を見て他の人より少しうまくやるのか得意な人は修士で就職したほうが楽かな〜とは思う。