結局徹夜でNAIST サマーブートキャンプの準備。今回は6名の参加なのでなかなか大変。結局2人1組で3組作って実習してもらうことにする。
去年までのスプリングセミナーのスライドを流用させてもらったのだが、流用できたのは最初の1/3で、2/3は新たに書き起こし。合計90ページになり、これで3時間持つかなぁと不安になる。割と話してみると相当ボリュームがあって4時間ずっと話しても終わらなかったのだが……。来年のスプリングセミナーはこれをベースに改良できるので、前半部分に手を入れたい。自分もこのスライドを使ったスプリングセミナーの話は M1 のときに乾先生のスプリングセミナーの TA として参加して聞いているはずなのだが、自分がこれを使って話す側になるとは思っていなかった。
13時に受講生を迎えに行くと、他講座の助教の方から「1年目から6人も担当って大変ですね。がんばってください」とねぎらってもらう。まあ、他の大学の助教の人だと1年目から数十人を前に演習しないといけないのが普通だと思うし、6人くらいはそこまで大変ではないような……(TA も katsuhiko-h くんと shuhei-k くんの2人ついてくれたのでとても助かる)。
結局3人社会人、3人学生で、NAIST に入学希望ではない(テーマ自体に興味があった)人も2人いたが、機械翻訳というテーマを広く知ってもらうというのも自然言語処理や松本研の宣伝にもなると思うし、やってよかったかな。
一つ思うのは、自然言語処理に興味ない人にはやはり自然言語処理の話は厳しいのかなと思うのだが、興味ない人にも興味持ってもらえるように話さないとだめだなぁ(でも、機械学習のほうに興味がある人は、わざわざ自然言語処理のディープなところを聞いて松本研に来たらこんなことやらないといけないのか、と思ってブルーな気持ちになられても困るし……)。サマーブートキャンプよりスプリングセミナーのほうが入学希望者が多い(し実際体験した人の半分以上は入学する)ので、来年はもっとマイルドにしようと思う。
ベルギーから @npe9 さんが来ていたので燈花会(とうかえ)。奈良でお盆の周辺の週に毎年やっているイベントで、東大寺など奈良の中心街をライトアップする会である。何人かに声をかけたところ、shuhei-k くんと @deschool2003 さんが参加してくれた。実はこれで燈花会に参加するのは3回目なのだが、そんなに大したイベントでもないはずなのに、アメリカにいて参加できない年を除いてほぼ毎年来ているような気がする。いつもは東大寺の周辺を見て終わりなのだが、今年は初めて浮身堂・猿沢池のほうまで足を伸ばす。むむ、こっちのほうが人が多いが、確かにきれいである。来てよかった。ラムネを飲もう、と @npe9 さんが言うので飲む。久しぶりでちょっと感動(ビー玉入りのラムネを飲むのは20年ぶりくらい……)。「これを飲まないと夏じゃないね」とは彼の言だが、日本人よりよほど日本のことを分かっている (笑)
ご飯食べて解散したが、1時間歩いただけなのに筋肉痛に……。普段どれだけ運動していないんだろうか、自分。一晩寝ても回復せず。やばいなー……