自分の境遇に近い人のほうが相談に乗りやすい

木曜日と金曜日に使うサマーブートキャンプの実習資料の作成。だいたい毎年の実習では、最初の3時間程度を自然言語処理の基礎の説明に使い、1時間程度演習の説明をし、6時間くらい演習してもらって1時間成果発表会、そしてクロージング、という感じにしている。実習に使うデータはyutaro-sくんと[twitter:@tomo_wb]くんが作成してくれたので、演習資料と課題を考える。

講義の部分は少しずつ改訂しており、以前から使われていたもの (masayu-a さんが作成されたもの) を半分使わせてもらい、さらに半分は自分が新たに書き足したものを使用しているので、今回は3月に使ったものを流用することにしたのだが、演習は今のところ毎回書き下ろしなので、今回も一から作成。というのも、自分は学部生の演習でも自分ではやったことのない実験をやってもらうので、一度演習してもらったら新鮮味が失われるからである。演習に使える時間はたった6時間程度しかないが、それでも毎回学部生の人でも新しい発見をしてくれて、有意義な時間を過ごせるのであった。

3月は当時M1の[twitter:@keiskS]くんと[twitter:@tuxedocat_tw]くんに手伝ってもらったが、2人とも期待以上におもしろい資料を作ってくれたし、やっぱりM1の人がいちばんNAISTでは受験生に近いので、親身にいろいろな相談に乗ってあげられてよいのかなと思った。(M2以上の人の方がツールの使い方や言語処理には詳しいのだが、必ずしもそれだけがよいというわけではないので、可能であれば複数の学年の人たちがいてくれるほうが嬉しい)

資料作成が長引いて終電の時間になってしまい、仕方なく車で帰ったが、今日も山道で迷う……。気がついたら枚方にいたので国道1号 (側道) を使って帰ってきたのだが、夜道は知っている道を通ったほうがいいな……。