筑波大学の自然言語処理関連分野の助教公募

以前 Twitter では言及したことがあるのだが、筑波大学図書館情報メディア研究科情報メディアシステム分野教員(助教、テニュア・トラック)公募が出ている。1月12日〆切らしい。東工大に転出された藤井さんの後任のような感じだと思われる。

筑波は東京からも近いし関東圏だし、しかもウェブテキストを対象とした自然言語処理的アプローチによる情報検索(分野外の人のため、ひとことで言うと、Google とか Yahoo! みたいな検索エンジンを作るための研究ということだ)の募集なので、応募が殺到するのかと思って見ていたのだが、意外と少ない? もしかすると去年から一気に就職市場が冷え切ってしまったので、11月に募集が出た段階までには、めぼしい人はみんな行き先を決めてしまっていた、ということなのかもしれないが。

自分も去年の今ごろは、筑波大学助教をするのが第一希望であり(無理ならポスドクでもいいかなと思っていたくらい)、宇津呂さんのところ助教の口ありませんかと聞いたりもしたのだが、うちではない、と言われて諦めて就職活動を始めたのであった。この公募、1年早く存在を知っていたら(いや、そんな公募はかけられないのは分かっているが)、待っていたかもなぁ。妻が東京の大学に通っているので、2012年3月までは東京近辺に住みたくて、いろいろ探していたのである。

自然言語処理分野ではいろいろとウェブテキストを対象とした研究をしている人もいるし、興味のある人いかが? (ちなみに自分は応募する予定はない)

あと自分の4月以降の行き先(勤務地)を教えてほしいという声や、もしくは行き先(職場)を聞いてきてくれと言われたので教えてほしいという声もよく聞く(汗)のだが、自分でも今年の4月に蓋を開けてみないと分からないので、悪しからず。去年の今ごろからすると、二転三転どころか四転五転している(一応それぞれ事情はあるし、四転五転しているスパンは1年以上の期間中であることに注意)ので、自分でも落ち着くまでよく分からないのである。遅くとも5-6月になったら、たぶんどこでどのような形態で働くことになるのか確定すると思うのだけど……。働き始めてすぐアメリカ、とか、実は年の半分は中国で働くことになりました、なんてことはないと思うけど ;-)