MS の『2019』 -- 研究の実用化へのタイムラグ

来年度の就職先が似たような感じなので @yotarow くんと研究室で相談。なんだかんだと同期がいるのは心強いなぁ。

Microsoft の人が講演会に来ていたので聞きに行った。「10年後の世界」みたいな感じで『2019』という(『1984』のパロディね)動画が流れる。細かいところまでよく作るなぁ、と関心するが、2年前 Microsoft Research でインターンシップをしていたときに見た宣伝用のビデオとあまり変わっていない。担当の方の話では「これらのビデオのうち、研究所段階でもう動いているものもあれば、モックアップ(※はめ込み合成みたいな実際には動いていないもの)もある」とのことだが、やっぱり研究と開発、実用化の壁は高く、数年のタイムラグは仕方ないのかなーと思ったりする。(このあたり、今後5年くらいの自分のテーマ)

ビデオ自体は「おお、こんなことできる(ようになっているかもしれない)のか」と、それなりにおもしろいので、興味ある人は上記リンクから見てみるといいかも。しかし Xbox のビデオ見てて思ったのは、「こんな広い家なんて日本じゃありえないよ! アメリカだから部屋の中で飛んだり跳ねたりできるけど、日本で子どもがやったら下の階から苦情来て胃に穴が開くよ!」ということ……。そういう意味では、「金持ちが2019年になったらできる世界」ということなのかもね。それはいまいちだなぁ。

8時くらいに帰ろうとしたら論文のコメントをもらったので11時まで直す。しかし研究室の空気が悪すぎ、咳やくしゃみをする人も多かったので、自衛のために部屋に帰ってみたのだが、悪寒と頭痛、発熱は止まらず、特に頭痛で寝られず(横になったら99%以上3分以内に眠れる自分としては非常に苦痛)3回くらい吐いたりして、結局3時にようやく寝付く。明日から東京なので、行かれるかどうか心配だったが……