研究者と研究の話をするだけが研究ではない

論文を投稿した週はしんどい。昼と夜のサイクルがいつもと変わってくるせいかもしれないが、緊張が解けるせいだろうなぁ。

昼、ICTの技術政策に関するトーク。もっとディープな話かと思ったらライトな話だった。総務省経産省文科省の縦割り行政の話とか、そういうのを期待していたのだが (笑) 自然言語処理関係でも情報信頼性(総務省)とか情報大航海(経産省)とか情報爆発(文科省)とか似たようなことやっていたりして、そういうことがなぜ起きるのかとか、知りたいのだけど……

トークが終わって研究室に戻ると、電話。ミーティングがあるのですが出られますか、とのこと。研究室の電話、2日に1回くらいかかってくるのだが、95%以上はマンションの購入、あるいは年金・保険の加入、はたまた金(ゴールド)の購入を勧誘してくるセールスの電話で、意味のある電話は年間10本もないのだが、その年間10本のうちの1本だった。喜ぶべきか、悲しむべきか……

ミーティング、どうも自分は松本先生の代理だったようなのだが (松本先生は今週1週間イギリスに行くので不在)、前回の資料もいただいたので、なんとかキャッチアップ (そういえば、メールで申し送られていなかったが、廊下の立ち話で少しだけ聞いたような……)。いろいろと勉強になる。特に企業の研究所の方々の話し方、これは身につけたい。どうやったらああいう話し方が身に付くのだろうか??

所変われば品変わる、妻から国公立と私立は違うといろいろ聞いていたが、妻の世界に一歩近づいたかも……。

しかしびっちり4時間ミーティングがあり、終わるころにはへとへと。今週後半はゆったり仕事をする予定だったのだが、しっかり仕事をしてしまっている……

夜 manab-ki くんと電話。久しぶりなので長話。東工大の話を聞いたり、松本研の近況を話したり。先日は @yotarow くんから近況メールをもらったが、松本研Dの同期のみんな、それぞれの場所でがんばっているのだなあ。自分だけD3の後半くらいから時が止まっているような感じだが、進んでいるように見えているときは実は成長していなくて、進んでいないように見えているときこそ成長している、という言葉を思い出し、がんばろう。

そういえば、今年のSVM合宿のページができているか、という話があったので、今度作っておこう。