Researchmap と連想情報学研究開発センター

第6回 T2 meeting のお知らせで知ったのだが、A 辺川さん NII に移ったのか。連想情報学研究開発センターなんてところの所属。「連想検索エンジンGETAssocとその活用」というタイトルを見て「あれ?」と二度見して気がついた。

NII(国立情報学研究所)といえば最近Researchmapというのも始めたようなのだが、これのなにがいいのかいまだ分からず登録に二の足を踏んでいるところ。就活なら LinkedIn でいいし、研究業績の公開なら ReaD でいいし、SNS なら Mixi でいいし……。(特に ReaD との違いが分からない)

あと よくある質問

Researchmapは研究者のためのサービスです。Researchmapでは、招待された方が研究者かどうかを判断する有効な手段がないため、暫定的にac.jp, co.jp, go.jpドメインにメールアドレスを有している方に限ってIDを発行しています。このハードルのため、IDを取得できない研究者がいらっしゃることに対しては、申し訳ない気持ちでおります。この問題を解決するための有効な手段がないか検討を重ねているところです。

ただし、Researchmapは事業としてではなく、研究資金で運営されているサービスです。ID発行の手続きが煩雑になり、人手が必要になると存続が難しくなります。その点、どうかご理解ください。

とあるのだが、NAIST のメールアドレスって naist.jp だという問題も……。

システムはがんばって作っているみたいなのに、方向性がいまいちよく分からなくてもったいないなぁ、と思う。

同意事項にも

ユーザーは、本サービスのアクセスにはROISが提供するインターフェースのみを使用し、他のいかなるアクセスの手段も利用しないことに同意します。

とかあって、FacebookTwitter みたいなのが専用の API を用いたクライアントを使って爆発的に普及している最近の流れに逆行しているよなぁ、と思ったり(Web API ユーザ的にはこれは何点でしょうか?)。携帯のブラウザからアクセスできる特別なページがあるにしても、NetCommons (どうやらこの SNS っぽいサイトのソフトの名前らしい。OpenPNE みたいなもの?)アプリとか作れないってことかなと。