NTT 研究所で働くということ。

NTT 研究所採用のページに坂田くん(kosuke-s)のインタビュー載っていますよ と教えてもらったので見てみると、確かに彼がいる! (最初スルーしていた) 詳しく読んでみると、他の人の話もなかなか参考になる、おもしろい記事である。

彼は去年3月の松本研の修士卒業生で、在学中は書いた英文からの英語力の自動推定というテーマで研究していたのだが、就職したら自然言語処理ではない研究所に配属されたとか、実は研究じゃなくて開発だったとか、いろいろな噂が飛び交っていたので気になっていた(先日食事に誘ったときも連絡がずっと取れなかったり)のだが、無事でいるようでなにより。

坂田_驚いたといえば、いま埼玉の「NOC(ネットワークオペレーションセンター)」で研修中なんですけどね。そこがまるで「地球防衛軍」の指令室。巨大ディスプレイと対置して、PCとヘッドセットで装備した監視員がズラリと並んでいる

全員_オオッ!(と歓声をあげる)

坂田_あとは、夜中に先輩たちと飲んでたとき。先輩のケータイに緊急コールが入った。朝の4時ですよ。その瞬間に全員が仕事モードに変身。テキパキと対応策を練り始めた。

泉_NS研、カッコいいなぁー。

竹内_その時間まで飲んでたというのも、かなり凄いけどね(笑)。

(中略)

泉_私の課題は、まず先輩たちに追いつくこと。ブログ中での商品などの評判、有名人や店舗の情報を抽出する「テキスト知識抽出技術」に関わっているので、本来の言語学だけではもちろん足りない。数学や統計、プログラミングなどの基本的技術の習得が、目下の課題です。

片岡_知らなかった。自然言語処理だけじゃないんだ。

泉_私は基礎研究のグループだから、言語処理が中心だけど、サービス展開となると色々な形態が考えられるんですよ。それから私の夢は、研究もできて、子育てもできて、家庭も大事にする。なんでもできる「スーパーママさん」になることです(笑)。

坂田_私は、相手の考えをしっかりイメージできる研究者になりたいですね。さっきNOCで研修中といいましたが、目的の一つが、現場ニーズのヒアリング。「どんなシステムが求められているのか」。ニーズをしっかり把握したうえで、この世で一番すごいシステムをつくりたい。実際に使う人のニーズに応えられるシステムを常に開発していきたいですね。

ということで、楽しんでいるようでよかった(笑) 自分はスーパーパパさんになりたいなぁ〜