もつ鍋と人生設計ガイド

今日は ryu-i さん、takah-ya さん、yasuh-to さんたちと夫婦誘い合わせて(つまり計4組8人)京都でもつ鍋。ryu-i さん、takah-ya さん、yasuh-to さんの3人が松本研(つまり NAIST)で同期(九工大時代も?)だそうで、自分もなんかよく分からないがときどき声をかけてもらっているのでありがたい。全員経歴はバラバラだが、共通点は新婚1年未満である、というところ(たまたまだけど)。

高の原に車を止めて丹波橋で乗り換え、京阪三条で降りたのだが、休日のせいか人がやたら多くて疲れる。こんな人が多いのは渋谷とか池袋だけで十分である。大学生が人生を謳歌している感じで楽しそうだし、自分たちはそういう喧噪から一本外れた通りを歩けばいいだけだけど……

一休みしてお店に行くと ryu-i さん夫妻が先に来ていて、残りの人たちもぽつぽつと到着。席の配置のせいか4:4に固まってしまったが、いろいろ話せたのでこれはこれでよかったかな? 7時集合でお店を出るころは9時かと思ったら10時回っていたりして……でも2次会もして満足。

yasuh-to さんの奥さん曰く、自分は高校時代の現国の先生に似ているらしい。(たとえばもし仮に大学は早稲田に行っていたりしたら、非常勤で武蔵に戻るとかいう形で)そういう人生もあったかもしれないなぁ、と思う。M2 くらいまでは中学高校の教壇に立つ未来もあるかなと思っていたのだが、さすがに今ではそれはないなと思うようになったので、高専くらいならともかく高校で教えることはないだろうけど……。

理系のための人生設計ガイドを読む(ブルーバックスで今年の4月に出た本)。7割くらいはすでにしていることであったが、残りの3割くらいは(自分ではやらないにしても)「なるほど」と思うこともあったので、理系で研究者を志す人は目次だけでも立ち読みしてみるといいかも。まあ、内容はそんなに濃くないので、立ち読み1時間もすれば全部読めるし……。

たとえば著者はドライアイの専門家で、病院でアルバイトすると時給15,000円もらえて一見おいしそうに見えるが、これは年齢に関係なくこの値段なので後につながらないから、最終的には損であると考え、本を書くことにした、というような話が書いてある。本だと1万部刷ってもらえば150万円くらい手元に残るので、年3冊出せばアルバイトするより割がいい(し、数が増えてくると自動的に増刷がかかって収入も増える)とか、講演料も高くなるとか、そんな話が書いてある。

いくつか真似しようかなと思ったことはあるが、それはここで書くのもなんなので、読んでみた人は「自分が真似しようと思った点」について意見交換しましょう(笑)