スプリングセミナー懇親会

研究室で徹夜していてしばし寝てしまったが、午前中からお昼にかけていろいろ仕事。2時ごろ研究室に来たらすでにスプリングセミナーの実習は始まっていて、順調に進んでいるらしい。しかし3人の実習生に3人の TA + 講師の ryu-i さんという4人のバックアップ体制なので、超豪華。しかも付きっきりで指導。自分なら「あと自分でやりますんで」と言って勝手にやってそうだが…… 

去年一昨年はここまで綿密に見てあげなかったような。去年に至っては TA 1人で3人面倒見ていた(自分はときどきボランティアで入っていた)。どこまで見られていたのか分からないが、それでよかったかどうかは今年4月の入学生中何人がスプリングセミナー受講者だったかで分かるかな。ゼロだったりしたら、あのときの TA が問題だったのだろうと分かるわけである。まあゼロってことはないと思うけど……。

スプリングセミナー懇親会で学内プロジェクトのプレゼンテーションをすること、と言われていたので懇親会会場に集合。なんかやたら人数が多い。明らかに受講者でもなく TA でもなくなんの関係もない人もけっこう来ているし……。受講生優先で在学生は残ったものを食べること、という(暗黙の?)通達があるはずなのだが、がつがつ食べる在校生たち。いや、それは食べ過ぎだろう……案の定食べ物はあっさりなくなってしまう。結局自分は最後余っていた(全員が残していた)もの一口しか食べなかったが、確かにこれはみんな残すかも。受講生の人たちあれで足りていたんだろうか。もう少し在学生は遠慮した方がいいと思うぞ。まあ理系男子に空気嫁と言っても無駄かもしれないが。

受講生の一人が朝ドラを見ているらしく、今からホテルに帰ったら再放送が見られるか、と心配していて全員帰ってしまったので、研究室での2次会は今回なし。松本先生が「彼女朝ドラ見られなかったらかわいそうだから、研究室の HDD レコーダで録画しておいてあげてもらえるかな」と言うので、松本先生含めて4人くらいで HDD レコーダを設置して録画・鑑賞。15分でよく作っているもんだ。松本先生は割と朝見ているらしい。肝腎の録画は入力ソースを間違えたので録画に失敗していたのだが……。

松本先生とスプリングセミナーの横で話していたら授業についての話に。「ぼくが昔のころは授業はとてもつまらなくて、試験前に教科書読んで『なんてこの学問はおもしろいんだ』と気がつくことも多かったよ。特に人工知能の授業がそうだった」そうだ(笑) そういう経験もあってか、分かりやすい(があまり心に残らない)授業というものには懐疑的らしい。「ぼくらのころはそれで自分から原典に当たる癖がついてよかったので、最近の学生さんが『授業それで分からない』というのは『授業だけで分かろうなんて甘い』と思ってしまう」と言っていた。

結局身になるのは自分で調べたり考えたりしたことなんで、授業(講義)の時間だけでなんとかしてくれというのは自分も甘いと思う。文系でも講義とチュートリアル(ディスカッション)を同時にするスタイルや、理系のように演習とか実習(インターンシップ)とかを併用するスタイルのように、(稀に聞くだけで理解するすごい人もいるのだが、ほとんどの人は)どこかで頭に汗かかないとだめだと思っている。