品川駅

今日はようやく奈良に帰る日。往復乗車券だと期間が8日間有効で、妻も日曜日は研究室の先輩の結婚式に出るという話だったので、今日帰ることにしたのであった。

連休中だからか、エクスプレス予約しても希望の列車がなかなか取れず、結局18:17発の便になってしまった。まあ、N700系を指定しているからかもしれないけど……(でも座席は広いしトイレもゆったりしているしコンセントも各席にあるし、一度乗ると普通ののぞみには乗りたくなくなる)。

品川駅ビルで荷物を預けて翌日の結婚式のためのプレゼントを買ったり、少し食べてコーヒー飲んでくつろいだり。知らなかったのだが、MonteCarloという入れ方があるそうなので、これは注文するしかないと思って飲んでみる。クリーミーな感じでおいしい。いま初めて知ったのだが、モンテカルロ法ってノイマンが考案したのか。いろんなところで出てくる。

のぞみの中でトイレに行ったら赤ちゃん連れの若いお母さんがいたので世間話。やはり新しい新幹線は便利な模様。トイレとは別に授乳室まであるし……(もちろん外からは覗けないようになっている) 早く新幹線内でも無線使えるようにならないかな。

久しぶりに奈良に戻ってきて、郵便物のチェックをしたり。日本学生支援機構奨学金、返還免除内定だそうだ(でもたぶん半額免除)。とはいえリレー口座の申し込みとか印鑑証明だとかは出さないといけないようで、面倒くさい。

学振の科研費の内定も出ていて、人文系で採用されたからかどうか分からないのだが、100万円(実験系)で申請して50万-50万しか通っていなかった。makoto-y くんに聞いても工学系採用で60万-60万(例年なら100万-100万くらいもらえるはず)だそうし、今年は DC2 大量採用のあおりか、研究費をかなり削っているようだ。まあ、ありすぎても使い切れないのだが、せちがらいなー。(人文系とか社会系など非実験系の人は40万-40万で通っているみたいで、自分はちょうどその中間?) COLING 通ってもこれは研究室からお金出してもらわないとマンチェスター行けない……。

今年は学内プロジェクトはパスでもいいかなと思っていたのだが、やっぱり出そうかなという気になる。一人でやるのはなんなので、他の方募集中。候補としては

昨年度の続きで、かな漢字変換エンジンの研究。研究的には変換ログを使う部分をやりたいのだが、Linux (SCIM)、WindowsMac などクライアント作成の部分が後回しになってしまっている(ので、そういうソフトウェアを書くのが好きな人が手伝ってくれると嬉しい)。とりあえずは自分の変換ログ使えば研究できるのだが、やはり他の人に使ってもらってどんどんログ溜めていく必要もあるし。

Native Checkerみたいな英作文支援サイトの作成で、特に手持ちの論文に合った作文支援の研究と開発。これは個人的に英語論文書くときににあると便利だから(笑) 研究内容的にはドメイン適応とかなんだとかいろいろあるし、最近言語教育は論文誌での特集があったり、国際ワークショップがあったりと、なにかと注目されているので、研究としてもできるかも?

ちなみに英語論文作成支援で思い出したが、今月の人工知能学会誌の特集:「国際会議に通すための英語論文執筆」というのは参考になったので、手に入る人は一読されることをお薦めする。特に松尾豊さんの「英語論文の採択確率を上げるためにできること」という記事はためになる。何回書き直したらどれくらいのクオリティになるとか、どういう順序で書いていったらいいかとか、そういう具体的なノウハウが書いてあるので、それに従うかどうかは別として、他人のやり方を見るのは勉強になった。