弟から代ゼミ世田谷寮の近況を聞いたのでふらっと世田谷寮を訪れてみる。自分は大学3年と4年のとき、代々木ゼミナールという予備校に通う学生(浪人生)の寮に住み込みチューターとして働いており、弟も(自分が抜けるタイミングで推薦しておいたので)同じくチューターを1年間勤めたのである。
住み込みチューターといってもなにをするかというと、ときどき寮生が赤本やら授業のテキストやらを持ってきて質問をするのに答えること以外は、ドアの施錠や生活指導(夜中に他人の部屋に上がりこんで騒いでいないかとか)ばかりで、どちらかというとあまり頭を使わない職場である。ちなみに相談事はというともちろん進路相談が一番多いのだが、人生相談とか恋愛相談とかもあって、個人的にはチューター業務はとてもおもしろかった。
勤務時間は17:30から24:00の6.5時間で、働くと時給1000円なので月10万くらいは平気で稼げるし、他にも部屋代や光熱費が無料だったりするし有給も取れるので、けっこういいバイトだったとは思う。6.5時間と言っても夕ご飯食べて新聞読んで(個人的には日経と朝日と読売の3紙を毎日読み比べるのが日課だった)いたら半分くらい過ぎてしまうし、寮生が質問に来ない待機時間は割と自由に使っていいのでノート PC 広げてたり本読んでたりしてすぐ終わるのだが、翌日かなり疲れてしまうというのが問題だった。
と、オーストラリアに留学するので途中1回辞めたのだが、それでも通算1年くらいチューターしていたので、つらかったところは忘れていい思い出になっているので、寮母さんとか現在のチューターの人たちと近況報告とかなんだとか。厨房のチーフが「ご飯食べてけよ」と言ってくれたのでカレーとかお刺身とかもごちそうになったり。寮長に会えなかったのがちょっと残念だったけど、また来年3月寮生が出ていったあとにでも寮長を囲んで打ち上げしましょう>チューターOBの人たち
