バイト先の仕事が終わったようなので借り物の PC の撤収作業を始める。80GB の HDD が2台積んであって、最初それに気がつかず 80GB の後ろの20GB を ntfsresize で縮めて使っていたのだが、2台目があることを知ってからは 80GB のほうに入れ直したので、20GB 縮めたぶんを元の 80GB のNTFS 領域に戻さないといけなかった。
ntfsresize をコマンドラインから使うのは NetBSD/OpenBSD のインストールでディスクラベルの計算を手動でするようなことをしないといけないので、あまりやりたくないな、と思っていたが、どうも Knoppix には ntfsresizeを裏で使う qtparted というツールが付属しているらしいので、Knoppixを焼き焼き。650MB の CD-R しかなく、ISO イメージは 700MB あったのだが、強引に -overburn で焼いたらとりあえずブートしたのでよしとする。
そういうわけで NTFS 領域を元に戻し、FreeBSD が元あった領域に Linuxを入れてほしいということだったので、ext3 の領域を確保してみたりする。この GUI のパーティション操作ツールは非常に便利。すばらしい。とりあえずバイト先は Kondara ばかりなのだが、いまさら Kondara でもないので Vine 2.6r4 を入れたりするが、X がどうにもうまく立ち上がってくれないので諦める。調べてみると nVidia Quadro4 というチップらしいのだが、いま見てみると dell のページにあるドライバを入れる必要があったのだろうか? Knoppix でも FreeBSD でも特別なドライバは不要だったのだが、Vine は未だに XFree86 のバージョンが 4.2.1(Knoppix も FreeBSD も 4.3.0) なのでだめなのかもしれず。
どうせ使うのは Windows 部分ばっかりだろうし、Linux 環境が使いたいならCD でブートして Knoppix でいいじゃん、というメッセージも込めて、Knoppix を HD インストールして終了にしておいた。んー、便利ですな。Anaconda はどうでもいいが、 Gentoo もこれくらい楽になればいいのに。(Knoppix の HD インストーラの場所はけっこう探したが)
SUSE で使っている YaST を使うかとかいう話もちょっと前にけっこう盛り上がったのだが、結局まだ正式に YaST が GPL になっているわけではないので鎮静化してしまったのだろうか?
とりあえず Gentoo 2004.1 のリリースをそろそろ目指すみたいだが……。