カーネル2.6

少し前からカーネル2.6.0を使っているのだが、すこぶる調子が悪い。とてもこれはまともに使えないよなあ。ALSA はそんなに好かんのでいつも OSS を使っているのだが、たまには ALSA にしてみるかと思ったらノイズのりまくる。また、そもそも Xの起動時にマウスが反応しない(かと思ったらポインタが明後日の方向に飛んだり)こともあったり、ときどき突然動きが止まったり(しばらくすると復活するが)。

あと、一番の問題はコンソールで '|' (bar) が入力できないことで、X が上がるとXkb 経由で入力できるようになるのだが、x11-base/kdrive を使うとコンソールのキーマップが引き継がれるので問題が出る。zsh は alias -g L='|less' などとしておくと

ls -l L[RET]

と打つと

ls -l |less

に展開してくれるという機能があるのでただ単にファイルを見たいくらいなら問題ないのだが、ちょろっと sed かけたり wc したくなると困るので、

alias -g PIPE '|'

などという身もふたもない設定をして使っているのだが、kmap を書くだけでなんとかならないものなのだろうか。日本語 106 キーボードで | が入力できないというのはたしか FAQ でパッチもあったはずだが、kmap だけでなんとかなればしかるべき場所に置いて /etc/rc.conf で

EXTENDED_KEYMAPS="ctrl bar"

などとして bar.kmap.gzを読み込めて楽なので、なんとかこれで済ませたいのだが、どうにもうまくいかない。

苦行を続けるのはやはりやめるべきか。