休日と言えど仕事は待ったなし

午前中は共同研究のミーティング。ときどきウェブ会議になっているのだが、Firefox のバージョンによって対応していないと言われて Safari にインストールしたりして、手間取る。どうしようもないが……。

自分がするコメントと共同研究先の方がするコメント、だいたいがほぼ同じなので、自分もあまり間違ったことを言っていないと思うのだが、セカンドオピニオンがあるのはありがたい。この状況ならこうするだろう、と言っても自分の意見がおかしくて学生がやってくれないのかと思ったりすることもあるが、そうではない、ということが分かるのである(教員が言っても響かなくても、企業の人が言うと従う学生もいる)。違うこともないわけではないが、意見が違うときには違うなりの理由があったりするので、違うことはそんなに気にならない。

合間を縫って国際会議の area chair のお仕事。全ての論文に最低3本の査読結果がついているようにする必要があるのだが、査読のコメントが短い人にはもう少し書いてもらうように依頼したり、査読の結果を返してくれなさそうな人には別の査読者を立てたり、最後の最後でいろいろバタバタするのである。(一応、そういう状況になりそうな人は分散するように、査読者を選んでいるけど)

午後は南大沢に移動して委員会に出席。この委員会の委員は学部長指名ではなく学長指名らしい(どうでもいい話かもしれないが)。

委員会のあと、国際会議のお仕事をなんとか期限内に終える。お盆にも国際会議の仕事が重なっていて、たくさんメールのやり取りをしないといけないのだが、時間が確保できるかどうか不透明である。この仕事、基本的に休みの期間に(24時間以内、など短い〆切で)やらないといけないタスクが多いので、現在の勤務状況を考慮すると、そんなにおいそれと引き受けてはいけない気がした。

夕方は文部科学省国費留学生(大使館推薦)の受け入れ内諾書の書類を作成する。研究室にはすでに1人文部科学省国費留学生がいるので、手続きはなんとなく分かっていてちょっと楽。受け入れる過程で、文部科学省国費留学生が研究生になると大学院の所属になるのに、普通に研究生になると(システムデザイン学部では)学部所属になる、というミスマッチがあることが分かったり、いろいろ落とし穴があるなあと思ったりする(深追いすると、システムデザイン学部でも昔は大学院所属で、一悶着あって学部所属になったようだが、少なくとも現在は大学院の予科としての性格が強く、そもそも学士号がないと研究生になれないわけで、大学院所属にするべきでは、と意見を述べている)。

留学生が増えるに従い少しずつ研究室内を英語環境にしているのだが、来年度は基礎勉強会以外の勉強会の公用語が英語になるかも?(資料だけではなく、説明も英語にする)