練習を聞くと他山の石となる

朝起きて国際会議の author response。査読者から査読結果が送られてきて、著者らが反論する、というものである。今回は2本は心配ないスコアだったが、残りはそうでもないので、学生たちと対応を協議する。短い期間で対応しないといけないので、厳しい……。

午前中は大学院の公開期末評価(M1)の発表練習。他の人の発表練習に出てコメントを聞いている人は、初めての公開期末評価でも割とちゃんとしたスライドを作ってくる。逆に言うと、他の人の発表練習を聞いていない人が(他の人に対してみんながしているコメントを踏まえず)クオリティの低いスライドやポスターを作ってくるのを防ぎたいのだが、新入生は全員最初の半年(1年?)は全ての勉強会に出てもらい、かつ出席しても寝たりしないよう、積極的に当てまくるとかする必要があるのかなぁ。

午後は博士前期課程の入試(面接)。今年はうちの研究室を受ける人を相当絞ったので、面接自体は楽である。いつもは出願までしてもらった上で、他大学に合格してうちは受験しない、という人が過半数だったのだが、今年はそれで万が一うちを受験されると困ったことになる(出願した人に関しては合否は志望研究室は全く考慮しないため、教員が関与できるのは出願段階のみ)ので、最初からうちに来ても問題ない人(=うちに進学する場合、博士後期課程に進学することに同意した人)以外は全員断ったのである(そのため、内部生と研究生を除くと、出願したのは2名で、かつ受験したのは1名のみ)。

入試のあと、学科会議。大学院入試に関しては、とりあえず自分の研究室の中のことを考えるしかないが、研究室での受け入れ可能人数を考慮すると、来年度以降は筆記試験免除に通らない人は内部進学生でも外部受験生と同じ基準で出願を認める(基準を満たさないが進学希望の人は、他研究室で出願してもらう)、というくらいの方針変更が必要かもしれない、と思ったりする(そのようにアナウンスすることで、研究室の配属希望者が減ることを期待して……)。