卒業をしてもいつでも来ていい日

今日もどうせ花小金井の東部プールに行きたがるのかと思いきや、昼過ぎになっても特にどこかに行きたいとは言わず、夕方が近くなってようやく「お風呂屋さんに行きたい」と言い出したので、東久留米のおふろの王様に行く。家から近いのは花小金井のおふろの王様(車で5分自転車でも10分かからない)なのだが、なぜか東久留米の方(自転車で30分くらい)が好きなのである。

お風呂はすぐに出る日もあるのだが、今日は露天風呂と水風呂を往復して結構長い間入っていた。本人の体力があるかどうかによるのだろうか?

出てきていちご牛乳を飲んで休んでいたら、子どもたちのジャンケン大会のイベントがあり、10人で着ぐるみの人とジャンケンをするのだが、娘は全勝して1位の賞品(ポテトチップス、クッキー、ソフトドリンク券)をゲットしていた。強運である。

夜は久し振りに「ラスト・エンペラー」を見る。初めて見たのは高校3年生の SEG の増谷世界史の「映画で見る世界史」の夏期講習で、5日間ひたすら世界史に関する映画を見る、というのの中で見たのであった。他に何を見たのかはよく覚えていない(たぶん見れば思い出す)のだが、中高と中国語を第二外国語で履修していたこともあり、「ラスト・エンペラー」はよく覚えている。いま見ると歴史の流れに翻弄される溥儀のやりたいこともできず悶々とする、というところに共感するのであるが、最初に見たときは皇帝としての生活の華やかなところに目が行っていたように思う。

ちなみに、毎年内容は変わるので、卒業生は受講料を払わなくても見に来てよい、というシステム(SEG 的にどうだったのかは知らないが、増谷先生的には OK)で、そこで卒業生が顔を出してくれたり、終わったあとに現役生を交えてお茶会に連れていったりしてくれていて、よい文化だったなあと思うのであった。NAIST 松本研も新入生歓迎 BBQ で卒業生が割と来てくれて現役生と交流する、というのを松本先生宅で毎年やっていて、「新入生の参加はほぼ必須」みたいな感じだと聞いて、最初はちょっと気後れしていたのであるが、こういう機会はとても貴重である(教員としても、重要性を認識していて意識的に設定している)ことが今では分かるので、自分の研究室でも4月の新入生歓迎会(昭和記念公園での BBQ)はずっと続けていきたい。