ルーチンをこなす中にも挑戦を

午前中から午後にかけてひたすら大学院の公開期末評価の練習。去年までは公開期末評価の直前にやっていたのだが、そうすると他の人の発表練習を聞かない人が多くなってしまうし、グループによって実施時期が(最大で3週間程度)違って若干不公平感があるため、とりあえず中間報告ということで全員同じ時期にやることにしたのである。1ヶ月以上前に発表練習すれば、まだまだ本番まで時間があるのは全員同じだし、集中的にケアすべき人も分かる、という意図である。

夕方は本郷三丁目に移動して別のお仕事。研究と開発の狭間なのだが、現在の技術やデータでできることはさっさとやってしまえばいいと思うし、逆に現在の技術やデータでできないことは適当なところで見切りをつけ、手元にある道具立てで落としどころを見つけた方がいい、と考えている。どれだけがんばっても精度100%にできるわけではないが、やりようや見せ方によってはそれでもよいものができるので。

今年度は組織改編に伴って3科目新規で立ち上げる必要があり、教務関係では計画から実行に移行する段階のお仕事は山積だが、研究室内の活動については現在の環境でできることの最適化は大分落ち着いた。ほとんど前年度のマイナーアップデートでなんとかなる範囲になってきたのだが、どうやればいいかも分からないような手探り感はなくなってきつつある。育児中で仕事を減らしているので必然的に落とし所が定まってくる、という背景があるのだろうが、もう少し別のやり方も試してみたい。